6月17日(火)
第476回 山崎通「~街道に伝わる和歌の景観~」
山崎通—やまざきみち


大阪府島本町を通る山崎通。
街道近くにある水無瀬神宮に祀られている後鳥羽天皇は、自然豊かなこの地を愛し夕暮れの情景を詠んだ歌を残しました。
山崎通、そこには【歌が伝える景観の轍】がありました。
街道近くにある水無瀬神宮に祀られている後鳥羽天皇は、自然豊かなこの地を愛し夕暮れの情景を詠んだ歌を残しました。
山崎通、そこには【歌が伝える景観の轍】がありました。
紹介した内容
水無瀬神宮—みなせじんぐう
鎌倉時代に創建された水無瀬神宮は新古今和歌集を生んだ後鳥羽天皇が祀られています。
自然豊かな景観に惹かれた後鳥羽天皇は、たびたびこの地を訪れ、花見や紅葉狩りなどをし楽しまれていたと伝わります。
自然豊かな景観に惹かれた後鳥羽天皇は、たびたびこの地を訪れ、花見や紅葉狩りなどをし楽しまれていたと伝わります。


道の記憶 水無瀬の夕景
水無瀬川—みなせがわ
釈迦岳南方から淀川に流れる水無瀬川は、古くから歌枕として知られ後鳥羽天皇も夕暮れの水無瀬川の情景を歌にしました。
「見わたせば 山もとかすむ 水無瀬川 夕べは秋と なに思ひけむ」赤く染まる山の麓を流れる水無瀬川、夕暮れは秋が良いというが春も素晴らしいと詠んだ歌です。
「見わたせば 山もとかすむ 水無瀬川 夕べは秋と なに思ひけむ」赤く染まる山の麓を流れる水無瀬川、夕暮れは秋が良いというが春も素晴らしいと詠んだ歌です。

