4月29日(火)

第469回 上神谷街道「~伝統の染色が残る道~」

上神谷街道—にわだにかいどう

上神谷街道
上神谷街道
大阪府堺市を通る上神谷街道。
この地では、明治時代に開発された染色法「浪華本染め」が受け継がれ、多くの日用品に、その技法が使われています。
上神谷街道、そこには【手染めの技を伝える轍】がありました。

紹介した内容

協和染晒工場—きょうわそめさらしこうじょう
協和染晒工場は1952年の創業から3代に渡り浴衣や手ぬぐいなどを製造してきました。
浪華本染めの手ぬぐいは各地の祭りや企業からも依頼を受け注目されています。
協和染晒工場
協和染晒工場

道の記憶 浪華本染め

堺の浪華本染め—さかいのなにわほんぞめ
浪華本染めは、明治時代に大阪で開発された染色法です。
表裏両面から染めるので、糸の芯まで染まり、風合いのある染め上がりになるのが特徴です。現在は、手ぬぐいや浴衣以外にも多くの日用品に使用されています。
堺の浪華本染め
堺の浪華本染め