番組紹介
この番組は、日本各地にある道の歴史を紹介します。
その道に隠された先人達の想い、守られ続けている伝統、受け継がれてきた技、そこには後世に伝えたい轍物語があります。
その道に隠された先人達の想い、守られ続けている伝統、受け継がれてきた技、そこには後世に伝えたい轍物語があります。
-
道先案内人
仲村トオル
3月12日(火)
第412回 徳川道「~安産信仰を伝える道~」
徳川道—とくがわみち
兵庫県六甲山地を通る徳川道。
インドから渡来した法道仙人が創建した忉利天上寺(摩耶山天上寺)には、平安時代、摩耶夫人の像が祀られ、女性のあらゆる難病や苦しみを救う仏様として信仰を集めました。
そして、この寺には安産にまつわる慣わしが残ります。
徳川道、そこには【古くから女性の信仰を集める轍】がありました。
インドから渡来した法道仙人が創建した忉利天上寺(摩耶山天上寺)には、平安時代、摩耶夫人の像が祀られ、女性のあらゆる難病や苦しみを救う仏様として信仰を集めました。
そして、この寺には安産にまつわる慣わしが残ります。
徳川道、そこには【古くから女性の信仰を集める轍】がありました。
紹介した内容
摩耶山天上寺—まやさんてんじょうじ
孝徳天皇の勅願でインドの高僧法道仙人によって創建された寺院です。
本尊は一寸八分の秘仏十一面観音が祀られています。
平安時代には、空海がお釈迦さまの生母で女人守護の仏である摩耶夫人の像を祀りました。
本尊は一寸八分の秘仏十一面観音が祀られています。
平安時代には、空海がお釈迦さまの生母で女人守護の仏である摩耶夫人の像を祀りました。
道の記憶 安産祈願の慣わし
鐘緒—はらおび
妊婦がお参りに訪れると、安産を願い鐘を鳴らすための布、鐘の緒を腹帯にした慣わしがあったといいます。
現在では「鐘緒」と書いて「はらおび」と呼び、参詣者に授けるようになりました。
現在では「鐘緒」と書いて「はらおび」と呼び、参詣者に授けるようになりました。