番組紹介

この番組は、日本各地にある道の歴史を紹介します。
その道に隠された先人達の想い、守られ続けている伝統、受け継がれてきた技、そこには後世に伝えたい轍物語があります。
  • 道先案内人

    仲村トオル

    道先案内人:中村トオル

6月15日(火)

第271回 孝子越街道「~悲運の生涯を送った豊臣の姫~」

孝子越街道—きょうしごえかいどう

孝子越街道
孝子越街道
大阪南部から和歌山を通る孝子越街道。
街道のほど近くにある法福寺には豊臣秀次の姫、お菊の木像が奉られています。
お菊は、豊臣方の代官に嫁ぐも大坂夏の陣で豊臣軍は破れ、夫は討ち死にし、お菊も処刑されました。
お菊が通ったとされる峠には松が植えられ、悲運の生涯を語り継いでいます。
孝子越街道、そこには悲しき姫の轍がありました。

紹介した内容

法福寺—ほうふくじ
法福寺は1501年に創建された阿弥陀如来三尊像を本尊とする寺院です。
大坂夏の陣の悲話として地元で伝えられる「お菊」ゆかりの寺として、「お菊寺」とも呼ばれています。
法福寺
法福寺

いにしえの悲しき松

お菊髪結いの松—おきくかみゆいのまつ
泉南市の納経山には、お菊の悲話を伝える松と石碑が残されています。
徳川方の大軍が和歌山から進攻する情勢を密書に託し、お菊は夫がいる大阪城へ向かいました。その際、追手を逃れるため、自分の髪を切って男装し、その髪を傍らの松のところに埋めたと伝えられています。
お菊髪結いの松
お菊髪結いの松