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社員インタビューInterview

技術の仕事

テレビにしかできない
良質なコンテンツ作りを実現

制作技術統括局 制作技術センター

古川 歩

古川歩

自己紹介

制作技術統括局制作技術センターの古川歩です。2012年に入社して以来、10年間この部署で働いています。

仕事内容は?

スタジオや中継現場でカメラマンやカメラを切り替えるスイッチャーという仕事をしています。
メインの担当番組は「よ~いドン!」や「スローでイージーなルーティーンで」(以下「スロイジ」)のようなスタジオ番組、野球・競馬などのスポーツ中継です。大阪国際女子マラソンでは選手のそばでバイクに乗って撮影するカメラを担当することもあります。
関西の仕事だけでなく、東京のスタジオで収録する番組に行ったり、日本各地に遠征して中継番組を制作したりする場合もあります。競馬の取材で海外へ出張、なんてことも!
番組全体の技術を統括するTD(テクニカルディレクター)という仕事をすることもあります。番組の合間に中継の準備や打ち合わせを行い、日々番組が面白くなる工夫ができないか考えながら働いています。

1日のスケジュールTime Schedule
午前
出社
「よ~いドン!」スタジオ準備、打ち合わせ、リハーサル
「よ~いドン!」生放送
「スロイジ」番組準備
午後
昼食
「スロイジ」リハーサル
「スロイジ」生放送
夕方
競馬中継準備
別番組打ち合わせ
退社~先輩や同僚と食事へ

これまでに一番やりがいのあった仕事は?

2022年の日本シリーズ中継第5戦でチーフカメラを担当したことです。私がカンテレに入る最大の動機は野球中継に関わることでした。20台以上のカメラを「わかりやすい映像」と「印象的な映像」が両立するようプランニングしていきます。中には審判のマスクに取り付ける「審判カメラ」のような映像もあり、設営には細心の注意を払いながら作業を進めます。ディレクターの意図を実現してもらうため、カメラマン一人ひとりと入念な打ち合わせを行います。イメージをどう言語化すれば伝わるのか。言葉選びにも気を配り、限られた時間の中でコミュニケーションをとっていきます。
本番が始まってしまえば楽しむだけです。サヨナラホームランのシーンを撮影し終えた後、緊張と苦労とそれらすべてが吹き飛ぶ程の充実感とスポーツの力を肌で感じることができました。

オフの過ごし方は?

九州出身なので、関西各地の名所に出かけることが楽しみです。桜や紅葉のシーズンの京都はやはり特別ですが、その他にも仕事で訪れた地域へプライベートで出向くこともあります。ジムに行ったりゴルフをしたり、気分転換に体を動かすことも多いです。
休みの日でもスポーツ中継を観ていることがとても多いです。高校野球があるときは一日中、プロ野球のシーズン中で野球がある日は基本テレビはスポーツ中継ほとんど野球…といった感じで、知らないうちに休みの日でも仕事のことを考えてしまっているのかもしれません。

カンテレの未来をどう切り拓く?

テレビにしか作れない良質なコンテンツ作りをこれからも実現していきたいです。映像制作の質を高めることは、テレビがこれから先どのような形になろうとも変わらず求められると思います。映像表現の方法がどんどん増え、変化していく中でも良いものをどんどん取り入れていきたいですしその先にカンテレが変わらず面白い作品を作っている未来が待っていると信じています。
我々が番組づくりを通して日々感じている「面白い」「楽しい」「刺激になり元気が出る」といった前向きなパワーを、これから一緒に働くこのHPを見ている皆さんと共有し、テレビを通して視聴者へ伝えていきたいです。

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