第5回委員会概要

2008年4月11日

【出席者】

淺田敏一 委員長、井上章一 委員、蔵本一也 委員、鈴木秀美 委員、
津田和明 委員、難波功士 委員、片岡正志 社長

冒頭、片岡社長から委員に対し、「2月18日以降、臨時の委員会開催や会見など、お忙しい中委員の方々には、いろいろとご苦労をお掛けしております」と挨拶がありました。

続いて、視聴者から寄せられた意見を集約した「視聴者対応連絡会資料」に基づいた審議があり、今年1月から3月に寄せられたものの中に、重大な人権侵害に該当するものはないと判断しました。
しかし、ある制作番組について、「視聴者からの苦情に対する制作部の考えとして『不謹慎な発言かと思います。以後気をつけます。』とあるが、誰が、どう気をつけるのかが不明確。きちんと発言者に伝えるべき」などといった意見が出されました。
また、番組司会者がある地方を侮辱したことについては、「同じネタでも、話の持って行き方で違う展開もあったのでは」との意見がありました。

続いて、片岡社長より委員に対し、再生に向けたこの1年間の活動をまとめた「コンプライアンス・CSRレポート(2007年度)」について説明がありました。レポートには、社内全ての部署から寄せられた、これまでの取り組み等が様々な角度から記されている他、経営機構改革では、執行役員制の導入を中心とした改革を実行し、会議の活発化など、一連の取り組みによる成果があったとする一方で、制度の浸透と効果的な運用について、さらに検討を重ね、今年の機構改革に反映させたいとの認識が示されています。

また、「内部統制システムの充実」や「視聴者とのつながり」そして「メディアリテラシー活動」などの項目についても、1年間の状況が報告されました。
委員会では、このレポートの内容について審議を行いました。そして近日中に見解をとりまとめ、ホームページ上で公表することとしました。

続いて鈴木委員から、今月8日に開催された、現場とのトークセッションについての報告もありました。

最後に「活性化委員会特選賞」について、審査結果の発表があり、去年12月8日に放送されたドラマ「子ほめ」が選ばれ、番組担当プロデューサーに淺田委員長より表彰状等が贈呈されました。

なお、次回の委員会は、7月11日(金)午前10時に開催されます。

以上