尼崎市立難波の梅小学校

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アナウンサーの仕事をウラマヨ!
豊田康雄アナウンサー  尼崎市立難波の梅小学校

はじまる

講師
豊田康雄アナウンサー
2025年10月20日(月)、尼崎市立難波の梅小学校で、小学5年生、79人に向けて、豊田康雄アナウンサーが出前授業を行いました。
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豊田アナウンサーは、自己紹介をしたあとに、自分が出演しているニュース番組がどのように出来上がっていくのかを、アナウンサーの仕事はもちろん、記者やデスク、カメラパーソンやエディターの仕事まで、普段見ることができないニュースの放送現場を写真などを用いてわかりやすく説明しました。子どもたちは番組制作に関わる人の多さに驚いた様子でした。
豊田アナウンサー  尼崎市立難波の梅小学校
豊田アナウンサー  尼崎市立難波の梅小学校
また、豊田アナウンサーがニュースで読んだ「大阪・関西万博の大屋根リング」の原稿を実際に読みあげると、子どもたちから大きな歓声と拍手が起こりました。豊田アナウンサーは「アナウンサーってこんなにすごいんだぞっていうのを見せたかったんです」と笑顔で話しました。
豊田アナウンサー  尼崎市立難波の梅小学校
豊田アナウンサー  尼崎市立難波の梅小学校
質問コーナーでは、「これまでに出演した番組は?」「今までどんな有名人に会ったことがある?」など、たくさんの質問が寄せられました。中には豊田アナウンサーが「自分で調べてみることも大切」という理由から、子どもたちの宿題となった質問もありました。
豊田アナウンサー  尼崎市立難波の梅小学校
後半は「㊙アナウンサーが守る日本語」として、「鼻濁音」と「ら抜き言葉」について説明しました。
「鼻濁音」の説明では、①鼻をつまんでも発音できる「が」と②鼻をつまむと発音できない「が」の二種類あることを、子どもたちと一緒に鼻をつまみながら五十音を発声して、鼻濁音を探す体験をしました。
豊田アナウンサー  尼崎市立難波の梅小学校
「ら抜き言葉」では、アナウンサーは「見れる」は「見られる」、「来れる」は「来られる」のように基本的に「ら抜き言葉」は使わないことなどを説明し、クイズを交えて「ら抜き言葉」の見分け方のコツなどを楽しく学びました。
豊田アナウンサー  尼崎市立難波の梅小学校
豊田アナウンサー  尼崎市立難波の梅小学校
授業を見ていた担任の先生は、「5年生の学習では敬語の学習があり、ら抜き言葉を普段使ってしまっているが、改めて正しい日本語を子どもたちに学んでほしいし、私たちも気を付けていきたい」と話しました。
それに対して豊田アナウンサーは「少し難しい内容もあったと思いますが、いつか思い出してくれたらうれしいです」と話しました。

最後に、豊田アナウンサーは、「小学校の国語の時間に朗読を先生に褒められたことがアナウンサーになろうと思ったきっかけ」と話し「何が将来の仕事のきっかけになるか分かりません。先生に褒められたことが仕事につながることもあります。だから先生の言うことをよく聞いておきましょう。」と子どもたちに伝えました。
豊田アナウンサー  尼崎市立難波の梅小学校
授業後、子どもたちは「協力の大切さを感じた」「たった数十分の放送でこんなに多くの人が仕事をしないといけないんだと思った」と感想を話してくれました。
豊田アナウンサーは「子どもたちの反応がとても良くて楽しく説明することができました。質問に答えるのにも必死で中には核心を突くような質問もあり、私も良い刺激を受けました。今回の授業が今は難しくともいつか何かの役に立つと信じています」と感想を述べました。