個性が生み出す“カンテレドラマ”の裏側

個性が生み出す “カンテレドラマ”の裏側
個性が生み出す“カンテレドラマ”の裏側

仲間?それともライバル!?
“火曜9時″のドラマを担う4人の精鋭が語ります♪

MEMBER PROFILE

豊福 陽子

東京制作部
(1994年入社)
教育学部卒

関西テレビが誇る癒し系(!?)ドラマプロデューサー「チーム・バチスタ」「アンフェア」シリーズ、「僕のヤバイ妻」など数々のヒット作を手掛けるドラマ班チームリーダー

河西 秀幸

東京制作部
(2002年入社)
社会学部卒

大阪でバラエティ番組を経験し、東京異動後「SMAP×SMAP」のAPを経てドラマプロデューサーに!「明日の約束」「嘘の戦争」「サイレーン刑事×彼女×完全悪女」をはじめ個性的な作品に挑戦し続ける

米田 孝

東京制作部
(2004年入社)
法学部卒

事業→制作バラエティ→営業外勤を経験し、2年前念願のドラマ班へ!『僕たちがやりました』でプロデューサーデビュー。クールなビジュアルから想像できないほど熱い男

岡光 寛子

東京制作部
(2012年入社)
経営学部卒

「ドラマをやりたい!」一心で入社し、現在はAP(アシスタントプロデューサー)として修業中。いつかヒット作を作るぞ!と意気込む6年目女子

01

“キャスティング先行”や“企画先行”ドラマ作りはいろいろ!

“キャスティング先行”や“企画先行” ドラマ作りはいろいろ!
“キャスティング先行”や“企画先行” ドラマ作りはいろいろ!
岡光

ドラマに携わるようになって、ドラマの作り方って色々あるんだなぁと分かってきました。

河西

この俳優さんとドラマを作りたい!と突き動かされてストーリーを考える“俳優ありき”の方法と、原作本やオリジナルストーリーの企画を考えてから俳優さんをキャスティングする“企画(物語)先行”があるね。

豊福

どっちもあるけど、私は企画先行が多いかなぁ。

岡光

オリジナルの企画ってどうやって考えてます?

豊福

自分の行動圏内で目や耳にするもの、気になったものを脚本家と雑談して、点と点だったものが、線になってつながる瞬間は嬉しいね。

米田

僕が初めて担当した『僕たちがやりました』は企画先行で、豊福さんに“誰が来てもおもしろくなる脚本を作っておきなさい”とアドバイスされて、そうか!と感銘を受けました。

豊福

その後の会議で“誰が来てもおもしろいドラマにします!”って、わが言葉のように言ってたよねー(笑)

米田

2、3度使わせてもらいました(笑)

02

キャストの心を動かす“熱”がドラマ作りの第一歩

キャストの心を動かす“熱”がドラマ作りの第一歩
キャストの心を動かす“熱” がドラマ作りの第一歩
河西

ドラマ会議で部員同士が議論しながら良いドラマを作ろうとする環境があるのは、カンテレの良いところですよね。

豊福

トップダウンで決めてない。

米田

会議は相当ドキドキですよ!

岡光

企画をプレゼンしておもしろくないって言われたらどうしようと…。

米田

ここで皆さんにおもしろがってもらえないと、ドラマがおもしろくなるわけない、と思うと余計に緊張して話が長くなって…。

豊福

めっちゃ長いのに「以上手短ではありますが」って毎回締めるよな(笑)

米田

想いを込めると、止まらなくなるんですって(泣)

豊福

俳優さんに出てもらうには、作品とこちらの熱量をどれだけ受け取ってもらえるか。その時にちゃんと伝えられるためにも、ドラマ会議はシミュレーションの場なのよね。

岡光

『明日の約束』は“企画先行”のオリジナルストーリーですよね。

河西

だいぶ時間をかけて作り上げたのでキャストの方に熱さは伝えました!

03

プロデューサーか監督か。自分で選ぶドラマのスタイル

プロデューサーか監督か。 自分で選ぶドラマのスタイル
プロデューサーか監督か。 自分で選ぶドラマのスタイル
豊福

ドラマの監督は内容面を全て考えて撮影していくリーダー。河西さん、プロデューサーの説明をわかりやすくどうぞ。

河西

何もない畑に種を植えて水を与えて育てていく、のがプロデューサーですかね。

豊福・米田・岡光

おお〜!かっこいいー!

河西

やめて!(笑)要は一から企画、チームを作り上げまとめていく人です。

豊福

岡光さんは助監督も経験してるよね。

岡光

監督の補佐として様々な演出部分に関われるのですごく勉強になりました。

豊福

助監督を経験していると、監督にもなれるしプロデューサーの道もある。

岡光

私は『僕たちがやりました』で初めてAPに。今はP目指して企画を提出し続けています!

豊福

監督になりたい人は助監督から始めるのが普通かな。助監督にもファースト、セカンド、サード、フォースと段階がある。

岡光

豊福さんも助監督を経験されてるんですよね?

豊福

少しだけどね。

河西

僕にしてみれば羨ましい。岡光も豊福さんも助監督経験者だし、米田はバラエティや事業、営業と色々やってて…僕なんてバラエティしか知らなかったから。

豊福

そういえばいきなりドラマ班に配属される人は、一人もいないんじゃない?全員実はバラエティを経験してる。

河西・米田・岡光

確かに!!

04

きっかけは…「ドラマ化させてください!」の1本の電話

きっかけは… 「ドラマ化させてください!」の1本の電話
きっかけは… 「ドラマ化させてください!」 の1本の電話
米田

岡光が豊福さんに憧れて入社した、って社内でめっちゃ有名な話(笑)!

岡光

そうです!2年目の宣伝部の時、初めての連続ドラマ担当が豊福さんの作品でした!でも何も知らない若手が憧れの豊福プロデューサーと対等に面と向かって意見を言わなきゃで、…打ちのめされました。

豊福

ええ!?優しかったやろ~。

岡光

自分の出来なさ加減がすごく悔しかった。それで、もっとモノづくりがしたいと思い制作部を希望し、大阪のローカルドラマの助監督をしました。少しはモノ作りがわかったところで東京のドラマ班に異動したんです。

豊福

私はドラマが作りたくてカンテレに入ったけど、ドラマ化したい原作本に出会った時は大阪で情報番組班にいたの。でもなんとかドラマにしたいと思って、裏に書いてある出版社に「ドラマ化させてください!」と速攻電話。ドラマ班じゃないのに、テレビ局にいる人ってだけで(笑)

米田

それ、すごいですよね。

豊福

OKもらえたら、ドラマ班に“作って”って持っていこうと思ったから(笑)それが、『チーム・バチスタの栄光』。

岡光

そのあと自分でプロデュースできたんですよね!

河西

他部署にいても、ドラマを作りたいという想いがあれば誰かがその願いを叶えてくれるかもしれない。

豊福

想いがあれば具体化する方法はきっとある、何より“おもしろがる”ことが大事!

05

ある日突然、ドラマの魅力にどっぷりハマった!?

ある日突然、ドラマの魅力にどっぷりハマった!?
ある日突然、 ドラマの魅力に どっぷりハマった!?
河西

僕は実はバラエティ志望でした。

岡光

どのタイミングでドラマになったんですか?

河西

東京に異動してから。音楽番組で歌のエピソードを短いドラマにする企画をやっていくうちに、だんだんドラマをやりたいと思うようになって。

米田

僕は、入社当時は「報道じゃなかったら会社辞めたるわ!」ってほど報道にしか興味なかった。

豊福

尖ってたんや。

米田

当時は(笑)。でも、全く違う事業部に配属されて世界トップクラスのダンサーが繰り広げる圧巻のステージ『バーン・ザ・フロア』に関わりました。もうね、こんなおもしろいものがこの世にあるのかと!

河西

報道からぜんぜん離れてるけど(笑)

米田

仕事してから気づいたんですって!ただ、舞台は世界の舞台のプロには敵わない。じゃあ、テレビ局でなにが勝てるかといえば、ドラマ作りだと!でもずっと異動できず営業時代、カンテレ創立55周年の企画募集が全社員にあって。

岡光

全社員にチャンスがあるっていいですよね。

米田

だから営業でも応募してええやろと、ドラマの企画書の書き方もわからないのに、シナリオを書いて出しました。もう歯の浮くような恋愛ドラマ(笑)。結果は落選。でも、まさか営業から応募があるとは思わんかった、と言われました。

豊福

珍しいと思うわ。

米田

それで34歳で運よくドラマ班に来れました。あの時の想いを誰かが拾ってくれたんですかね。まあ、しかし、焦ってますね。河西さんより1つ年下なだけなのに、プロデューサーとしては差がありすぎる。早く追いつかないと…。

豊福

それで今日は服のボーダーまで一緒か(笑)

米田

寄せてみました(笑)

06

ドラマの世界に新米もベテランも関係なし!全員がライバル

ドラマの世界に新米もベテランも関係なし! 全員がライバル
ドラマの世界に 新米もベテランも関係なし! 全員がライバル
米田

僕は、おこがましいですが、みんながライバルと思ってるんです。僕の経験が浅かろうと、豊福さんがベテランだろうと、視聴者には関係ない。同じだけのパフォーマンスをしなければ!と。

河西

ホントそうだよね。視聴者の方に見たい、おもしろい、と思ってもらうことが一番大事だから。

岡光

ドラマ班に来た時上司に言われたのが、いくら憧れていても豊福を超えないと意味ないでしょ、と。いつまでも「憧れてます」って言ってる場合じゃない!って(笑)。岡光というブランドを新しく作りなさいと。

豊福

(笑)

河西

いろんな人がいたほうがいい。おもしろがるポイントも違ったほうが、絶対いいチームになるから。

豊福

ライバルでもあり、仲間でもあり、すごく健全な感じですよ。

米田

むちゃくちゃいいです。

岡光

私もいつか岡光ブランドを作れるよう頑張ります!

豊福

豊福はもう卒業、と(笑)

岡光

そんなことはないです!豊福さんも河西さんも盗むとこたくさんあります!

米田

僕は話に出てこないなぁ(笑)

07

プロデューサーのイメージが覆る!?『私は私が思うより…』

プロデューサーのイメージが覆る!? 『私は私が思うより…』
プロデューサーのイメージが覆る!? 『私は私が思うより…』
岡光

私は、“意外と、バカになれる人間”でした!

米田

どういうこと?

岡光

人前でしゃべるのが苦手なんですけど『僕たちがやりました』の打ち上げで、キャスト含め200人の前で米田さんと司会しましたよね。追い込まれたら意外とぺりっと自分の殻はがせました(笑)

米田

漫才みたいに、はいどうも~と出て行って(笑)

岡光

私たちって撮影現場でもあのキャラでしたよね。

米田

そう、僕ね意外と“いじられキャラ”でした(笑)これまでいじられたことなかったのにドラマの現場に入るとなぜか壮絶にいじられる。

岡光

結構ないじられ方でしたよね(笑)

米田

プロデューサーとしてこの集団をまとめていかなければならないと思う時、自分の存在でみんなのモチベーションが上げられるならいじられていいと思った。

岡光

昔のイメージが「先輩だぜ!」みたいなスマートな感じだったから、イメージが崩れました(笑)

米田

その言い方、すでにいじってるよなぁ(笑)?

河西

僕は、“意外と泣きやすい”かなあ。今までどんなドラマや映画観てもほぼ泣かなかった。でも、『GTO』の編集チェックの時泣いちゃったんです。人に見られたくなくて必死で隠しましたね。現場で、役者さんの迫真の演技を見ても、うるっとくることもあるんです。ありません?

豊福

いっぱいあるよ。けど…、歳を取って涙もろくなったのでは?

河西

え!? まあ、あるでしょうけど(笑)。人間って、いいものを間近で見るとやっぱり感動するんですよ。それを生で最前線で見られる喜びは、ほかの職業にはない。

豊福

私の場合は、ドラマの実現までに発生するたくさんの壁や問題に、へこたれずに対処できるようになって、“意外と私、肝が据わってるな”と思う。何が起きてもOA日は必ずやってくるからね。

岡光

私は憧れの豊福さんをそばで見てきて…、意外と、女子だった。

豊福

ちょ、どういうこと!?もっと言って(笑)!

河西

わかる(笑)。好きな俳優のラインが豊福さんは明確。

岡光

豊福キャスティングってありますね。

豊福

好きなキャスティングをしたら女子ってこと? 言っとくけど、全然ラインが違ってもキャスティングしてますから!!

KANSAI TELECASTING

カンテレ RECRUIT 2019