ザ・ナニワ魂  『大阪ドラマ』チーム

おもしろい作品を届けたい!
大阪から広がるドラマの夢

MEMBER PROFILE

木村 弥寿彦

制作局制作部
(1995年入社)法学部卒

「関西発のドラマを作りたい!」の熱意で全て大阪制作の『大阪環状線ドラマ』を立ち上げた仕掛人!ドラマ志望の若手を牽引する演出家兼プロデューサー

萩原 崇

制作局制作部
(2005年入社)法学部卒

火曜21時ドラマ「CRISIS公安機動捜査隊特捜班」「シグナル長期未解決事件捜査班」など多数のドラマでプロデューサーとしての経験を積み来年1月~放送、火9ドラマを手掛ける!

近藤 匡

制作局制作部
(2009年入社)政治経済学部卒

レギュラーで担当しているバラエティ番組で鍛えたお笑い力とアドリブ力を武器にドラマ助監督としてビシバシ現場を仕切る!最近「大阪環状線ドラマ」で監督デビュー。

松川 さやか

制作局制作部
(2012年入社)芸術学部卒

監督として、女性ならではの感性で作るドラマは新しい可能性を秘めている!?学生時代は映画祭で受賞経験もあり。最近は自主映画も意欲的に制作!

Thema. 01

“大阪発!全編大阪弁の
ドラマを作りたい!”
が始まり

木村

ドラマシリーズ『大阪環状線』のパート4が、今年10月13日からスタートしたけど、ここまで続くとは思ってなかった。

松川

オムニバス形式で一話完結だから、演出側からしても思い切ったことができますよね!

近藤

そう、大阪らしい笑いが散りばめられていますよね(笑)

木村

「全編大阪弁でやりたい!」と思ったのがこのドラマを作るきっかけだった。
大阪のバラエティは大阪弁で作るじゃない?なのに、なんでドラマは全部標準語でやろうとするんかな?とふと思って。

松川

私も、大阪環状線ドラマでこれまで監督として3本作らせてもらったんですけど、全編慣れ親しんだ大阪弁だったから、気持ちの流れがわかってやりやすかったです。

近藤

関西出身の役者さんに「関西弁でセリフ喋れるから楽しかったー!」と終わった後に言ってもらえたり。

萩原

僕も東京のドラマ現場で、噂を聞きつけた関西出身じゃない役者さんからも「出てみたい!」と言ってもらえたりしました!

木村

でもね、2日で1話(30分)を撮り切るから、女優さんは大変ですよ!朝3時くらいからメイクして、深夜まで撮影。これが2日連続・・・!

萩原

しかもオールロケ。あの分量を二日で撮るなんてすごすぎますよ!

木村

予算が少ないから(笑)

近藤

でもスタッフ全員が一丸となって撮りきらないとダメなので家族のような結束感がうまれますよね

松川

スタッフ全員に、「始発で集合、終電で解散」の通達が出た時は、マジか!?と思いました。普通はロケバスが出るから。

近藤

重い機材や荷物を持って全員電車で仲良く帰ります(笑)

萩原

JRのタイアップだから(笑)?

木村

いやいや(笑)電車代をご協力していただいても片道160円くらいやし(笑)。

Thema. 02

いざ、道を切り開け!
大阪からでもドラマは作れる

萩原

環状線という、大阪の人にはとても親しみやすい駅ごとに展開されるドラマってのがまたいいですよねえ。なんか親近感が湧きます。

木村

え?萩原、出身関西じゃなかったよね?

萩原

はい、山梨です。僕は環状線そんなに思い入れなかったです(笑)

近藤

僕も関西じゃなく長野出身です(笑)

松川

東京で言えば山手線、みたいな感覚と近いんですかね。

近藤

地元の人はにちゃんとピンと来るのかな?という疑問が初めはありました。でも撮影中に「見てますよ~」とか結構色んな人に声をかけられる!

木村

親しみを持ってもらえてるんだなぁと思う瞬間はよくあるよね。
「お!この駅は2回目やね」とか、ロケ現場に来て一人で解説するおっちゃんもいたよね(笑)。

近藤

はい、僕、撮影真っ最中だったんですが、おもいっきり話しかけられました(笑)。

松川

それも含めて大阪の地域密着型の良さ、ですよね!

木村

大阪には、お笑い、スポーツ、文化も歴史もたくさんある、めちゃくちゃある。東京に行かなくても、こっちでやってもいいよなぁって、関東に敵対心があるわけではなくて。大阪からでもドラマは作れる、という道を確立したい。

松川

ちなみに、環状線だからぐるぐると永遠にこのシリーズできますよね。

木村

地盤があるからこそドラマ志望の若手ディレクターにもチャンスが回ってくる。

近藤

ぐるぐると!是非、ぐるぐるいきましょう!(笑)

Thema. 03

ドラマに魂吹き込む 
『よ〜い、ハイ!』

萩原

ドラマを作っていて一番interestingな瞬間ってどんな時ですか?

松川

ドラマはもちろん脚本があるんですが、その1文からは想像もできないものが生まれた瞬間!演出冥利に尽きるなと。

木村

松川は、映像へのこだわりが強いタイプだよね。

松川

はい!以前「大阪環状線」パート2で、女子高生二人が仲良くなっていく過程をできるだけリアルに生々しく撮りたくて、ドキュメンタリータッチで撮影してアドリブもたくさん入れました。
それがすごくハマってその時は「魔法がかかった~」という感じで興奮しました!

木村

台本とは違うものがくると、こうハマったか!と感動するよね。
一方で、台本通りにクライマックスが来れば、それはそれですごい。近藤もそうじゃない?

近藤

はい、初めて監督させてもらった『大阪環状線』パート4の第4話(11月3日放送)でそれを経験しました!

木村

台本には『娘が泣く』と書かれているだけ。けど、本当に泣けるのか!?とね。

近藤

(背景は理想的な綺麗な夕日・・・このタイミングで泣いてもらわなければ・・・!)
と心で願い、クライマックスのシーンをドキドキしながらモニターでチェックしていました。
でも、リハで泣いていた子役の子がいざ本番になるとなかなか泣けなくて・・・
その時、お父さん役のチュートリアル徳井さんが泣きはじめたんです!
徳井さん、「まさか自分があんだけ泣くとは思わんかった」と終わってから言ってくれました。

木村

近藤、モニターの前で、10歳の子役に、泣け、泣けとつぶやいてて(笑)。

近藤

だって、涙が出てなかったから!

萩原

こわっ(笑)。プロデューサーだったら、もうええやんって、役者と監督の間に入ってバランスをとるほうに走るけど、監督はサディスティックになるよね。

近藤

僕、この時、木村さんに「お前の『よーい、ハイ!』(本番の掛け声)だと現場の誰も気持ちよくお芝居できない」と言われたのが心に残っているんです。その時は意味がわからなくて、間を取ったらいいのか?ぐらいに思いました。でも、その後に『カンテレ開局60周年特別ドラマ なめとんか やしきたかじん誕生物語』(11月20日放送関西ローカル)の現場で監督をしている木村さんを見ていたら役者の表情や現場の空気、内容によってちゃんと『よーい、ハイ!』を言い分けていて・・・

松川・萩原

へ〜〜〜!

木村

ピッチャーと一緒やん。打つ準備も守る準備も何もできてないのに、近藤は勝手に球を投げてる。

近藤

そんな感じかもしれないです・・・

木村

場のリズム作りよ。あの時の近藤は空回っていたな。

近藤

ああ~。初めての監督でテンパってました!

Thema. 04

あの大失敗を経て、
大女優とまさかの再会・・・!

近藤

僕は今回初めて監督をさせてもらって自分がすべて決めていいはずなのに、「これ合ってるのかな?」と自信がなかったりして・・・。撮影中にカメラマンや周りのスタッフから「これでいいの?」と聞かれても「そうです!」と言いきれなかったことがありました。たとえ間違っていても撮りたいものを主張していくことが必要なんだと実感しました。

萩原

僕も初監督をした時に、あるラストシーンの撮影の後、自分が現場でOK出したんだけど
「あれではあのシーンは必要なくなる」と木村さんに指摘をされて・・・
台本を深く理解できていなかったんですよね・・・、オチになっていなかった。
その後、女優さんに謝りに行ってもう一度撮影し直したことがあります。本当に悔しかったです。

松川

私も最初の監督の時は、これがOKかOKじゃないかもわからない。気持ちが混乱してしまいました。 現場の空気作りもうまくできなくて・・・

木村

僕は、助監督時代、とにかく日々の撮影で疲れていて1回大寝坊して・・・
女優さんを駅に迎えに行って現場に連れていく役目だったのに間に合わず・・・。大失敗しました。
ご本人は覚えていなかったですが、萬田久子さんです。実は今回の大阪環状線ドラマパート4に出演してくださって!それ以来の再会でした(笑)

近藤

ベテランの人もそんな失敗があっての今なんですねえ。

木村

でも苦しかった助監督を乗り越えたから、自分が監督をする時はそれを見ていた技術さんもみんな支えてくれて。
カンテレは温かかった。

Thema. 05

知恵とハートで自由に作る!
カンテレドラマ・イズム

木村

今後も、100%関西発のドラマを作りたい。『大阪環状線』を全国ネットドラマにするみたいな。大阪に役者を呼んで、こっちのスタッフで作って、全国に出す。最終目標です。

松川

いろんな遊び心を入れながら!

木村

大阪は基本そんなに予算が潤沢にあるわけではないので(笑)
その中でいかに工夫をしておもしろいものを作るか、が勝負。

近藤

今回のドラマの経験からも実感しました。高価で良い機材を使えば簡単なんだけど、そうじゃなくて技術さんみんなとアイデアを出し合って、やり方次第でとてもおもしろい撮り方をたくさんできた。

萩原

火曜9時のカンテレドラマもそうですよね。エッセンスは感じます。
少ない予算で、たくさんの壁をぶち破る!そこは目標です。
僕は東京でドラマを作っている時かなり赤字を出しましたけど・・・(笑)

木村・松川・近藤

どないやねん!(笑)

木村

カンテレ・イズムというかね。なんでも作れるのが大阪だから。

萩原

“知恵とハート”で作るのがカンテレ!

木村・松川・近藤

おーーええこと言う!

Thema. 06

ドラマ作りのために
やるべきことは……、
まさかの◯◯!?

木村

僕はたくさんの映画を観てきたことがドラマを作る上で役立ってきました。引き出しが増えることはもちろん、脚本家や出演者と話をしていると、あの映画のあのシーンの感じですね、とか言われることが結構あるから。

近藤

僕もドラマや映画は好きで結構観てきたけど、バラエティはあまり見てなかったんですよ。
カンテレのドラマスタッフはほぼみんなバラエティ経験者。だからこその遊び心あるドラマも生まれているんだろうな、と思います!ドラマだけではなく色んなジャンルのものを観ることも大事かも。

松川

私は、マイノリティの人たちの気持ちを汲めることがも大事かなと。少数意見が汲める、人の意見をちゃんと聞けることが社会に必要なドラマにつながると思うから、日々の取材でも発見に気を付けていますね。

木村

萩原は、どんなことを心がけてるの?

萩原

そうですねえ、僕が思うに……、恋愛じゃないですかね。

木村・松川・近藤

(爆笑)

萩原

実体験を持っておいたほうがいいって話ですよ!
恋愛のこの場面では、こういう気持ちだよね、と体験していると言えるじゃないですか。

木村

実は独身だけど(笑)。

萩原

恋人募集中です!

木村・松川・近藤

(笑)

萩原

たとえば台本の打ち合わせで、こういうタイプの女の子の家には何がある?と小道具の話になった時、あーもっと色んな人と付き合ってたらよかったーてなるじゃないですか。

木村

付き合いたかったら、付き合えるのか(笑)?

萩原

ふられてもいいんです!経験があればわかるから。実際に、自分の恋愛話をしたら、脚本家さんがおもしろおかしくエピソードを足してくれて、台本に生かされたことがあるんです。

近藤

それにしても萩原さん、恋愛って、よく出てきましたね。

萩原

恋愛経験、しか、ないから(笑)。結婚経験はない。

木村

近藤はモテるやん。だから思いつかへんのでは?

近藤

……いや、それは。

木村

萩原はモテへんから。

萩原

すごい苦労したほうが、いい恋愛ドラマが作れるのよ(笑)。

木村

モテないほうが、頑張った経験も多いしな。

萩原

何回モテない言うんですか!!!

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