萩原歩美選手、福士、渋井に“魅せられ”…マラソンにハマった

萩原歩美

マラソンは「キツイなぁ、でも楽しいなぁ」

初マラソン(昨年の大阪国際女子マラソン)を振り返って

萩原歩美選手: しんどいなぁ、とは思いましたけど…30キロ以降。
それがやっぱりマラソンだなっていうのをすごく感じられたので。楽しかったです、単純に。やっと走れたなぁっていう思いが強かったので。

萩原歩美

萩原選手: 「あぁキツいなぁ、でも楽しいなぁ、マラソンやってるなぁ」っていうのを実感しながら走っていたと思います。

「もう1度走るとは思っていなかった」

萩原選手: 思ったより、レースの時は体が動いたので。「あっ、いけるなぁ、いけるなぁ」っていう感じで。走りながら「もうちょっと行けるか、もうちょっといけるかも」…で粘れた42.195キロだったなぁって思います。

萩原歩美

そこまでに至るまでも、結構ケガが多かったりとか、苦労が多かったんで。「最後マラソン1本、走れたらいいべ」なんて思ってはいたんですけど。こうやってもう1回走るとは思っていなかったんで、去年の今の段階では。…なんか、不思議な感じでもあります。

やっぱり1本目走って「楽しいな」って思えたから、今ここにいるんだなぁって思ってますね。

萩原歩美

福士、渋井に魅せられ…「ハマった」

マラソンにこだわる理由は

萩原選手: ねぇ、何なんですかねぇ?わかんないです。そこはよくわかんないです(笑)。

福士加代子さんとか渋井陽子さんに魅せられちゃって、私もマラソンにハマっちゃったんでしょうね。どうしてもゴールしたい、っていう気持ちがあるので。

あの福士さんの初マラソン、あれだけの状態になっても、しっかりゴールまで走り切ったっていうのが、やっぱり私の中ですごく陸上人生というか、マラソンもそうですけど、背中を押してくださっているので、簡単にあきらめちゃいけないなっていうのは、あのレースから学びましたね。

萩原歩美

レースに出る以上、戦う者として

萩原選手: 去年の大阪終わった段階では、あの状態であれぐらいのタイムだったんで。 (萩原選手、2021年の大阪国際では2:26:15で5位)

次はそこは確実に狙えるなって思ってはいたんですけど…まぁ今の状態だとねぇ。さすがにそこを臨めるかってってなると、ちょっと厳しい所ではあると思うんですけど。

ただやっぱり、レースに出る以上、戦う者として目指すところではあるなぁと、ちょっと意識はしてますね、

萩原歩美
『パリこそ、私。』その思いを胸に
第41回大阪国際女子マラソンは1月30日(日)ひる12:00~