松下菜摘「ダークホースくらいがいい」…
粘り強く“ワクワクする走り”でパリ五輪を掴み取る!
粘り強い走りが持ち味
前回出場の2022年大会では、自己ベストを更新する走りを見せました。
今度こそ…の思いで。パリ五輪へ向けたファイナルチャレンジに挑みます。
『スピード』が必要なレースになる
今大会の目標は
松下選手: 去年、走った大東(※同じ天満屋の大東優奈選手)に聞くと、何か“高速レース”みたいなのを聞いて、タイムは出しやすいのかなと思っていて。『2時間21分台』とか、本当に自己ベストもそうですけど、(好タイムを)出すには、持久力より『スピード』が必要になってくるのかなと思います。
設定記録2時間21分41秒について
松下選手: 現状は厳しいなとは思うんですけど、(1kmが)3分20秒のペースにハマることと、やっぱりそれぐらいの練習をしていけば、可能ではあるのかなと思います。スタートしてみて、体の動きが良ければ、臨機応変に前に行ったり、後で走ったり…、そこは“臨機応変”に走っていきたいなと思います。
松下選手: 沿道の応援でも、すごい声援もあるし、名前を呼んでもらうことも多くて、それはすごい力になります。皆様に元気に走っている姿を届けることが一番の目標です。
松下選手: チャンスとかタイミングとかがあれば、自分の走りをして、本当に『おぉっ!?』って思ってもらえるような、“ワクワクした走り”を皆様に届けます。
7年分の思いで…パリ五輪をつかみ取る
パリ五輪を目指す?
松下選手: 結構ずっと言ってるんですけど、入社した時はそんな大きな舞台…オリンピックとか、世界陸上とか、そういうのを正直目指してなくて、『マラソンで活躍できたらいいな』くらいだけだったんですけど、自分がオリンピックの目指せるレースとか、オリンピックに出た選手と走れることに関しては、本当に入社した時は信じられないと思ったので、今入社7年目なんですけど、その7年の思いも背負って、少しでも掴み取れるような走りをしていきたいなと思います。
今大会に向け、コンディションは上がっている様子です。
レースへの意気込みを伺うと…
松下選手: ダークホースぐらいでいいです。ダークホースぐらいです(笑)。
1月28日(日)ひる12時から生中継!
松下選手: 目標は、ちょっとまあ…今のところはあんまり考えてはなくて、しっかり練習詰めていければ、またいい順位と結果がついてくるのかなって思うので頑張ります。とりあえず目先の大阪国際でまた力を出し切りたいなって思います。