7月26日(金)

清の「言いたい放題」

とにかく暑い!アツイ!言っても仕方ないのだが、あつい!
過去に比べて、毎日毎日、こと細かに報道されることもあって余計、暑さが身にしみる。
確かに暑くなってきていることも事実だ。
ひと昔前と比べてより過酷になった日本の、否、地球の夏と言える。
馬の世界も同じ、それ以上かも…。
本来、暑さには強くないと言われ、自分が競馬を始めた昭和の30年代は、真夏の時期は北海道でしか競馬をやっていなかったこともあった、と記憶する。
ただ、下級クラスのレースは小倉競馬場でレースをしていたこともあった。
それが、年々、増す暑さで高校野球でさえ対策を講じ、まっ昼間の時間帯は避けるように考えられているとのこと。
JRAも昨今の状況を鑑み、今年、新たな暑熱対策として2回新潟(7/27・28、8/3・4日)開催4日間で競走の時間帯を一考することに。
発表された時間帯を見ると対象日は5R(11時35分)の後に約3時間半の休みを挟み6Rを15時10分で再開。15時45分の7Rがメインレースとなり最終12Rの発送は18時25分となる。
これによって新潟では空白の3時間半が出来る、JRAは13年頃から厳しくなる夏の暑さ対策を考えはじめ、ミスト、馬房のエアコン、馬体冷却用のシャワー等の設置を進め、又、装鞍所の集合時間や下見所周回時間の短縮に取り組んできた。関係者に好評のようだ。
又、気温などのデータを踏まえて20年夏から小倉の開催を減らし、比較的涼しい札幌と地理的に東西から出走しやすい新潟で開催されてきた。JRAはこれからも次年度のあり方を検討していくとしている。
それは、それで結構なことだがファン対策は…。
3時間半を埋めるために時間を限ってパドックの開放や、場内の特設ステージでのライブなどを予定。同日に開催している札幌の馬券購入やイベントに参加してもらうとしているが、それだけで、馬が走っていない競馬場やウインズで3時間半を潰すのは正直、言ってシンドイョ~!
馬にとってはまずまずの対策も人にとってはどうなのか…今後、頭をかかえ続ける難題になる可能性大に。
いずれにせよ、今年の新潟開催4日間に大注目だ。いろいろやってみて、ということになる、最後にアイビスサマーダッシュの今週の1頭は5月19日の韋駄天ステークス(1000m)を勝ったチェイスザドリームで、何とも気になるのが主戦の松岡正海騎手を新潟へ呼んで59kgで挑戦するウイングレイテストだ。