3月22日(金)

清の「言いたい放題」

先週は天皇賞への第72回阪神大賞典、皐月賞への第73回フジテレビ賞スプリングステークスが行なわれた。両レースとも、本番へ楽しみな馬が出現した。21年振りに15頭が出走した阪神大賞典は、前半、中団を進んだテーオーロイヤルが向正面で内からスルスルと順位を上げ、直線向いて一気にスパート。後続を突き放す完勝だった。
骨折での長期休養から徐々に調子を取り戻し、ここ2走、第57回スポーツニッポン賞ステイヤーズステークス2着、第74回ダイヤモンドステークス1着と復調を感じさせていた。これで、天皇賞(春)へ一気に浮上した。問題?は、京都コースが初めてということ、走ってみないとわからないが、ただ当レースでの道中での順位の上げ方を見ていると、京都の難所、上って下る第3コーナーの坂もこなすとみたのだが…。
4月28日の本番を待ちたい。
第73回フジテレビ賞スプリングステークスの方も、人気のシックスペンスが完勝した。スローペースでも3番手でピッタリと折り合い、早目に外へ出し直線独走に持ち込んだC.ルメール騎手は流石。ただ、珍しい?ことに今年の初重賞勝ちだった。
これで、3戦3勝「非常に乗りやすい。2000m以上も大丈夫」と自信をみせた。
国枝調教師、定年を控えた今年、アーモンドアイについでC.ルメール騎手とのコンビで悲願の牡馬のクラシックGIを制覇するか。
その可能性大とみた。