「杉本清の夢の一頭」は2025年3月28日の配信をもちまして終了いたしました。
長きにわたりご覧頂き、誠にありがとうございました。
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3月28日(金)
清の「言いたい放題」
この26日(水)、定年で引退した音無前調教師に会った。
久し振り、2年否、3年は会っていなかった。
いずれにせよ、懐かしく?なにか嬉しかった。「お久し振り!」自然と口が開いていた。すべてを成し遂げもう思い残すことはない。充実しきった表情だった。ややフックラして貫禄さえついたように見えた。一時は頸椎が悪く脊椎狭窄症の大手術をし、元気がない時期があったのに。
「もう、スッカリ落ち着いた?」
引退式は3日(月)否4日(火)だったか。もう20日以上経っているのに、何を言ってんねん、と我ながらこっ恥ずかしくなったが、どっこい
「まだなんよ、今、一生懸命やってるところ、なかなかや」驚いた。
「70歳定年と決まっていて、前々からわかっているのに」。「そんなん言うてもギリギリまで競馬があって馬使ってたんで、2月の競馬が終わってハイ、オシマイ。それでは…というわけにはいかず、JRAに頼んで3月の初めにしてもらったんよ」、「そんなもん、ちょっとやそっとで片付かんワ」。
とにかく、こちらが競馬場へ行かなくなって3年は経ってる?場へ行ってもお馴染みさんが少なくなり、調教師にしろ、騎手にしろ、JRAの職員、カンテレの競馬中継スタッフも知らない人ばっかりでなんかしっくりこないナと思うようになりそれからバッタリと行かなくなった。今年にしても引退式の日は知っていて特に親しかった河内さん(こんな呼び方をしたことない)いつもカワッちゃん、カワチと呼んでいた河内さんに会いたかったのだが結局は行かずじまい。正ちゃん(キーストンの山本さん)なんか昭和40年、1965年に
ダービーを勝ったのを機に親しくなり兄弟子の栗田さん(シンザン)、大御所の武文さん等を紹介してもらい親しくなっていろいろと競馬のことを教えてもらったのだ。
音ちゃんはノアノハコブネで1985年のオークスを勝ったのを東京競馬場で見ていて、なんやこれ!といった感じだった。「あれ、小田切さんの馬や。」オレハマッテルゼ、エガオヲミセテ等々、珍名をつけていたオーナー。「宮崎出身やったな~巨人ファン?」「否、西鉄、それから大阪へ出てきて虎や」。それにしても凄い活躍をしたもの。GIを勝ったものの1勝とさほど恵まれた方でもなかった騎手時代に比べ調教師でJRA996勝、地方、海外を含めると1024勝、GI14勝と堂々としたもの。「これからどうすんの?」「家、トレセンからちょっと離れたところに作って悠々自適、好きなことして」「解説の話もきたけど、いい加減なことは出来んし丁重に断わった」考え方がしっかりしていて、弁もたつのに惜しい。
この前の(フェブラリーステークス)サンライズジパング惜しかった。3/4身差の2着。「まだ4歳、あれは走ってくるで」キリがなく再会を約束して別れた。時の流れとはいうものの、環境が変わっていく。競馬をやめたのではなく現場からテレビ桟敷へ。馬券は相変らず。今週は高松宮記念(GI)。
中心はナムラクレアだが、ペアポルックスが気になって仕方がない。
久し振り、2年否、3年は会っていなかった。
いずれにせよ、懐かしく?なにか嬉しかった。「お久し振り!」自然と口が開いていた。すべてを成し遂げもう思い残すことはない。充実しきった表情だった。ややフックラして貫禄さえついたように見えた。一時は頸椎が悪く脊椎狭窄症の大手術をし、元気がない時期があったのに。
「もう、スッカリ落ち着いた?」
引退式は3日(月)否4日(火)だったか。もう20日以上経っているのに、何を言ってんねん、と我ながらこっ恥ずかしくなったが、どっこい
「まだなんよ、今、一生懸命やってるところ、なかなかや」驚いた。
「70歳定年と決まっていて、前々からわかっているのに」。「そんなん言うてもギリギリまで競馬があって馬使ってたんで、2月の競馬が終わってハイ、オシマイ。それでは…というわけにはいかず、JRAに頼んで3月の初めにしてもらったんよ」、「そんなもん、ちょっとやそっとで片付かんワ」。
とにかく、こちらが競馬場へ行かなくなって3年は経ってる?場へ行ってもお馴染みさんが少なくなり、調教師にしろ、騎手にしろ、JRAの職員、カンテレの競馬中継スタッフも知らない人ばっかりでなんかしっくりこないナと思うようになりそれからバッタリと行かなくなった。今年にしても引退式の日は知っていて特に親しかった河内さん(こんな呼び方をしたことない)いつもカワッちゃん、カワチと呼んでいた河内さんに会いたかったのだが結局は行かずじまい。正ちゃん(キーストンの山本さん)なんか昭和40年、1965年に
ダービーを勝ったのを機に親しくなり兄弟子の栗田さん(シンザン)、大御所の武文さん等を紹介してもらい親しくなっていろいろと競馬のことを教えてもらったのだ。
音ちゃんはノアノハコブネで1985年のオークスを勝ったのを東京競馬場で見ていて、なんやこれ!といった感じだった。「あれ、小田切さんの馬や。」オレハマッテルゼ、エガオヲミセテ等々、珍名をつけていたオーナー。「宮崎出身やったな~巨人ファン?」「否、西鉄、それから大阪へ出てきて虎や」。それにしても凄い活躍をしたもの。GIを勝ったものの1勝とさほど恵まれた方でもなかった騎手時代に比べ調教師でJRA996勝、地方、海外を含めると1024勝、GI14勝と堂々としたもの。「これからどうすんの?」「家、トレセンからちょっと離れたところに作って悠々自適、好きなことして」「解説の話もきたけど、いい加減なことは出来んし丁重に断わった」考え方がしっかりしていて、弁もたつのに惜しい。
この前の(フェブラリーステークス)サンライズジパング惜しかった。3/4身差の2着。「まだ4歳、あれは走ってくるで」キリがなく再会を約束して別れた。時の流れとはいうものの、環境が変わっていく。競馬をやめたのではなく現場からテレビ桟敷へ。馬券は相変らず。今週は高松宮記念(GI)。
中心はナムラクレアだが、ペアポルックスが気になって仕方がない。