11月4日(火)
第496回 津戸中道「~街道に伝わる観音菩薩の庭~」
津戸中道—つとのなかみち
大阪府高槻市を通る津戸中道。
街道近くに建つ普門寺は江戸時代、中国の高僧・隠元禅師が滞在し幾何学的な模様の石畳を手掛けました。また寺の一角には、仏教の聖地を表現した庭園が残されています。
津戸中道、そこには【聖地の景観を伝える轍】がありました。
街道近くに建つ普門寺は江戸時代、中国の高僧・隠元禅師が滞在し幾何学的な模様の石畳を手掛けました。また寺の一角には、仏教の聖地を表現した庭園が残されています。
津戸中道、そこには【聖地の景観を伝える轍】がありました。
紹介した内容
普門寺—ふもんじ
街道近くの普門寺は1390年に開かれ、中国の高僧・隠元禅師が約6年間、京都にお寺を開創するまで滞在していたと伝わります。
表門から方丈へと続く石畳は、隠元禅師がもたらしました。
表門から方丈へと続く石畳は、隠元禅師がもたらしました。
道の記憶 観音補陀落山の庭
普門寺庭園—ふもんじていえん
江戸時代初期の作庭とされ、インドの海辺にあるという観音菩薩が降り立った伝説の山・補陀落山を表しています。
海に浮かぶ島々や山から流れ落ちる滝を見立てた石組で、仏教の世界感を伝えています。
海に浮かぶ島々や山から流れ落ちる滝を見立てた石組で、仏教の世界感を伝えています。
