9月30日(火)
第491回 河守街道「~明治時代の住宅が残る道~」
河守街道—こうもりかいどう
京都府福知山市を通る河守街道。
街道に沿って流れる由良川は鉄道が普及するまで、舟による物資の輸送が盛んに行われていました。その管理を一手に引き受けた平野家の住宅が川沿いに今も残ります。
河守街道、そこには【名家の建築を伝える轍】がありました。
街道に沿って流れる由良川は鉄道が普及するまで、舟による物資の輸送が盛んに行われていました。その管理を一手に引き受けた平野家の住宅が川沿いに今も残ります。
河守街道、そこには【名家の建築を伝える轍】がありました。
紹介した内容
平野家—ひらのけ
平野家は水運業で栄え、由良川流域の歴史を築きました。
住んでいた旧平野家住宅には舟の運賃を管理した請取帳が今も残されています。
建物の2階からは街道や、かつて船着場があった川が見渡せます。
住んでいた旧平野家住宅には舟の運賃を管理した請取帳が今も残されています。
建物の2階からは街道や、かつて船着場があった川が見渡せます。
道の記憶 明治時代の住宅
旧平野家住宅—きゅうひらのけじゅうたく
明治時代に地域の発展に尽くした平野家の住宅は、当時珍しかった西洋の建築技法により、小さな部材で天井空間を広くとる骨組みでした。
また座敷のふすまには七宝の引き手、障子にはギヤマンガラスが使われており細部に贅を尽くしています。
また座敷のふすまには七宝の引き手、障子にはギヤマンガラスが使われており細部に贅を尽くしています。
