4月28日(日)

ご意見ピックアップ

関西テレビに寄せられた視聴者の皆様からのご意見・お問い合わせを紹介し回答する「ご意見ピックアップ」のコーナー。今回は「お取り寄せ特集をするなら購入できる連絡先が分かるようにしてほしい」と「WEBニュースに出てくる広告が不適切」という二つのご意見にお答えします。

『カンテレ通信』では皆様からのご意見をお待ちしています。番組でご意見が採用された方には、月曜よる10時放送のドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』などの、カンテレ特製グッズを差し上げます。

『旬感LIVEとれたてっ!』 (男性/電話)

  • 袋麺特集 『お取り寄せできる』と画面にずっと出しておきながら、取り寄せの連絡先などの情報が何もなかった。HPに情報が載っているのですか?

    【電話の担当者】 HPへの記載はないですが、こちらで連絡先をご案内できます。

    電話で紹介するぐらいなら、最低限の情報は番組内でテロップを出すか、HPに載せてほしい。

  • 情報制作部の回答

    ご当地袋麺の特集をご覧いただきありがとうございます。今回は、離れた地域の商品もあるため「取り寄せできる」という情報は必須だと考えて画面に表示したうえで、それに合わせて商品名やメーカー名も表示しました。一方で、おたずねいただいた「取り寄せの連絡先」、つまりメーカーの電話番号やURLなどについては、購入へと結び付ける情報が過多になることで、番組が広告のようにみえてしまう恐れもあることから、今回はあえて載せず、どうしても購入したいと感じた方が連絡先を調べられる「最低限の情報」に絞りました。ただし、改めて内容を確認するとメーカー名・商品名の表示時間が少し短いようにも感じましたので、その点は改善の余地があると思います。

  • コメンテーターから

    飯田豊さん
    このご意見については、一視聴者として、似たような思いを抱いたことが何度もあります。というのも「ながら視聴」をしていると、番組で紹介されている商品であったり、料理のレシピもですけど、名前を聞き逃したり見逃したりすることがあります。だから番組のホームページを手掛かりに探してみることがあります。真剣に視聴している人に対して、必要な情報が適切に伝わる努力を惜しんではいけないですけど、「ながら視聴」でもそれなりに伝わるのがテレビの良さかなと思います。どういう視聴者に対しても、先ほどの回答にあった通り、まずはメーカー名や商品名など、名前だけがしっかり伝わっていれば、今の時代は何とかなるかなと思います。

    わかぎゑふさん
    そうですね。でも「お取り寄せできる」って、ずっと画面に出ていたんですよね。だとしたらホームページくらいには載せてあげてもよかったんじゃないかなと、視聴者の方は、そう思うんじゃないかなと思いました。最後にちょっと「お取り寄せもできるんですよ」というくらいだったら、(載せなくても)いいんだけれども、ちょっと不親切かなと思いました。

『関西テレビNEWS』 (メール/30代/女性)

  • 「カンテレニュース」のサイトを拝見したのですが、ニュース項目の間に掲出されるCMの質がすこぶる悪い!例えば本日であれば、京アニの青葉被告が控訴したニュースを報じていますが、「カンテレニュースサイト」では、あのニュースのすぐ下に、参加者がマシンガンで人を皆殺しにするゲームのCMがアニメ動画入りで出てきます。まるで京アニの被害者を冒涜するかのような組み合わせであり、御社の見識を本気で疑います。広告は必要でしょうが、テレビ局の場合、売れたら良いというものではないはず。せめて内容を選ばないものか?と強く抗議します。

  • 報道センターの回答

    WEBニュースの担当者などに確認しました。WEB広告はカンテレが選んで出しているものではなく、利用者の検索履歴や閲覧傾向によってCMが選ばれて挿入されているとのことで、すべての人に同一のCMが入っているわけではありません。本来は凄惨な事件のニュースには、相応しくない内容の広告などが入らない方が望ましいと思います。利用する皆さんに望まれる内容を目指し、改善に取り組みたいと考えます。

  • コメンテーターから

    わかぎゑふさん
    ちょっと、この方のご意見とは違うかもしれないんですけど、携帯でニュースとかを見ていると、広告が途中から入ってきて、読んでいるとその広告があまりにもたくさんあって続きを見失って、結局、読む気が無くなって「読まない」っていうことが、私は最近よくあるんですね。だから、「広告のあり方」みたいなことをこれからは考えるべきだと思うんですけど、どうなんでしょうか。

    飯田豊さん
    いま、わかぎさんがおっしゃったのは、「広告洪水」っていう言い方をするんですけど、ニュースサイトにおいては、たとえ(広告の)内容が真っ当であっても、記事が埋もれてしまうほど広告があふれかえってしまう問題が指摘されています。一方で、あからさまな詐欺広告などもインターネットでは見られますし、凄惨なものとか扇情的なものとか、(ウェブ広告の)品質が全体的に問題視されています。テレビはどうかというと、日本民間放送連盟が定めた「放送基準」というものがあって、そういった基準を満たしているかどうかをチェックする「考査」という手続きによって、CMの質が一定担保されているのが現状です。これは放送が長年培ってきた大きな知的財産ですが、「放送は大丈夫で、ウェブは問題だ」ということで終わってしまうのではなくて、ウェブ広告の品質を高めていくためのひとつの道しるべとして、放送のノウハウが活かしていけると望ましいと感じています。

カンテレEYE

関西テレビの番組などを題材にメディアはどう発信し、視聴者はそれをどう読み解き付き合うべきなのかを考える「カンテレEYE」のコーナー。スポーツの魅力をお茶の間にお届けする『スポーツ中継』。最近では地上波だけでなく、CSや配信などの映像を制作することも増えていて、その際には、限られたスタッフやカメラの台数を絞ることも多くなっています。今回はそのような状況で、いかに迫力ある映像を撮るのかといった視点でスタッフに密着します。
3台だけでも迫力ある映像作りを目指す
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選手や監督のさまざまな表情をとらえることが重要
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ゲストはスポーツ部の野村亙
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インフォメーション

次回予告

  • 『カンテレ通信』は皆様のご意見をお待ちしています。

    次回の『カンテレ通信』は、2024年5月19日(日)あさ6時30分放送です。