12月24日(日)

ご意見ピックアップ

関西テレビに寄せられた視聴者の皆様からのご意見・お問い合わせを紹介し回答する「ご意見ピックアップ」のコーナー。今回は「“よ~いドン!”での人間国宝さん認定証の渡し方」と「将棋は“打つ”ではなく“指す”です」という二つのご意見を採り上げます。

『カンテレ通信』では皆様からのご意見をお待ちしています。番組でご意見が採用された方には、月曜から金曜の午後1時50分から放送の『旬感LIVEとれたてっ!』特製グッズを差し上げます。

『よ~いドン!』 (メール/60代/男性)

  • 伊原六花ちゃんのファンで、水曜日を毎回楽しみに見ています。ただ一つ改善していただきたいのが、「となりの人間国宝さん」の認定証の渡し方です。認定者に向けて渡すのが礼儀です。彼女はまだ知らないと思うので、スタッフの誰かがそれとなく教えてあげてください。よろしくお願いします。

  • 制作部の回答

    いつも番組をご覧いただきありがとうございます。「となりの人間国宝さん」の認定証シールにつきましては、他の出演者の方も含め、認定証がきちんと映るよう、カメラ側に向けて、認定者に手渡しすることにしています。一般的なマナーとは異なりますが、テレビ上の演出ということでご理解ください。

  • コメンテーターから

    わかぎゑふさん
    制作部のお答えでいいと思うんですけど、単純なことですが「これが認定証です」ってカメラに見せてから、(向きを変えて)「はいどうぞ」って渡せば、どれもこれも解決するような気もします。

    佐藤卓己さん
    私は、あまり違和感がなかったですね。テレビが「実社会を映すもの」だと思っている人は多いですけど、やはり「作られたものを映し出す」、それも視聴者の目線に合わせて映している装置ですね。そうすると、手渡す時もリアルな世界だと相手の目線を意識するけど、テレビの世界では視聴者の目線に立って行われている作法がある。そう思えば、あまり違和感を感じないですね。

『newsランナー』 (電話/男性)

  • 藤井八冠の話題で「最初の一手を打ち」というナレーションがありましたが、将棋は「指す」が正しいです。「打つ」のは囲碁ですよ。

『newsランナー』 (メール/50代/男性)

  • 最近は将棋の話題を取り上げていただいて、いち将棋ファンとしては大変感謝しています。ただ、いつも気になっているのが、「将棋を打つ」と言われている方が多いことです。囲碁や麻雀は「打つ」ですが、将棋は基本的には「指す」ですので、特に司会者やアナウンサーの方には気を付けていただけますと幸いです。ただし、持ち駒を使うときだけは「~を打つ」と言います。

  • アナウンス部の回答

    日本将棋連盟のホームページによりますと、『将棋を行うことを、将棋を指すといいます。囲碁は打つですが、将棋を打つとは言いません』との記述があります。また、辞書にも、『将棋をすることを、将棋を指すと言う』との記述が確認できます。今後は、囲碁との混同を避け、適切な表現でニュースを伝えられるよう、気をつけて業務にあたりたいと思います。

  • コメンテーターから

    わかぎゑふさん
    将棋がお好きな方には本当に気になる一言だったと思うんですね。話は全然違いますけど、日本の古典(芸能)業界には、「舞」と「踊り」っていうのがあるんです。やっぱり「踊り」に、よく勘違いされるんですけど、「舞う」っていう表現を、すごく大事にされる方は多いので、やっぱり専門的に見ている方はいらっしゃるんだなって、この(将棋の)世界にも、と思いました。

    佐藤卓己さん
    非常に深い話だなと思って聞いていました。私は将棋も囲碁もしないけど、これはヨーロッパから来たボードゲーム、例えばチェスだとか、あるいは新しくできたゲーム、オセロゲームのようなものでは、どう言うのだろうかと、この話を聞きながら思っていました。チェスは「西洋将棋」ともいうくらいだから「指す」だろうし、オセロゲームは白と黒だから囲碁に近いのかな、そういう気がするけれど。「指す」は(駒を)進めることで、「打つ」は、外から駒を置くということなんでしょうかね。

    林弘典アナウンサー
    日本チェス連盟によると、チェスは「指す」、日本オセロ連盟によると、オセロゲームでは「打つ」を使っているということです。細かいことですが、できるだけ正確な表現を使っていきたいと思います。

カンテレEYE

関西テレビの番組などを題材に、メディアは、どのようにメッセージを発信しているのか、視聴者は、それらをどう読み解き、付き合っていくべきなのかについての情報を提供する「カンテレEYE」。豪雨や台風などの災害に備える情報をお伝えするために、カンテレ通信にご出演いただく機会の多い気象予報士の片平敦さん。今回は「冬に注意すべき点」や、「冬の天気予報の難しさ」について、スタジオで教えてもらいます。
片平気象予報士が「冬」の天気を解説
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雪の予報がなぜ難しいのかも分かりやすく解説
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インフォメーション

次回予告

  • 『カンテレ通信』は皆様のご意見をお待ちしています。

    次回の『カンテレ通信』は、2024年1月21日(日)あさ6時30分放送です。