2026年4月19日(日)

ご意見ピックアップ

関西テレビに寄せられたご意見に答える『ご意見ピックアップ』のコーナーは、「テロップも“ら”抜き言葉のままでいいのでは」と「メディアは不安をあおりすぎているのでは」という二つのご意見にお答えします。

『カンテレ通信』では皆様からのご意見をお待ちしています。番組でご意見が採用された方には、月曜日よる10時から放送のドラマ『銀河の一票』などの、カンテレ特製グッズを差し上げます。

『旬感LIVE とれたてっ!』 (電話/男性)

  • オリンピック選手のインタビューで、選手は「ら」抜き言葉で話しているのに、テロップでは、わざわざ「ら」を入れていました。これは何か理由があるのですか?「ら」抜き言葉が適当ではないと判断し、「ら」を入れているのですか?以前は、若者言葉として認識されていましたが、今はもう浸透し、「ら」抜きでもよしとなってきています。

  • 情報制作部の回答

    情報制作部の番組では、日本民間放送連盟の放送基準にのっとり、わかりやすく適正な文字を用いるように努めています。インタビューを受けられた方が「ら」抜き言葉を使われた場合でも、それを理由に発言部分をカットすることはありません。ただし、「ら」抜き言葉は誤用であり適正ではなく、コメントフォローテロップで「ら」抜きのまま表記すれば、誤用を番組側が是認しているとも受け取られかねないため、テロップ上は適正な言葉に改めた上で表記しています。

    【林アナウンサー】
    民放連の放送基準、第8章(43)では「わかりやすく適正な言葉と文字を用いるように努める」と定められています。一方で「ら」抜き言葉を使用する人も増えていて、文化庁の令和2年度「国語に関する世論調査」によりますと、「来れる」「見れる」を使う人の割合が5割を超え、「見れる」を選択する人が10代、20代でおよそ7割となるなど、若い世代になるほど「ら」抜き言葉を使う傾向があるようです。

    カンテレ通信
  • コメンテーターから

    飯田豊さん
    テロップを「発言の要約」と考えるのであれば、より「適正な言い替え」にするのが望ましいと思います。一方で、耳が聞こえにくい方や音を出せない環境で視聴されている方にとっては、できるだけ忠実に再現してほしいという要望もあるとは思うんですね。ただ近年では、字幕(放送)が急速に普及していますので、テロップの方は必ずしも忠実でなくてもいいのかなと思います。

    わかぎゑふさん
    いつも言ってますけど言葉は進化していきますので、いつかはやっぱり、「ら」抜き言葉が人権を得て(正しいとされる時がくるのでは)、結局は「見れる」くらいから、それが始まるんじゃないかなと思います。

『newsランナー』 (電話/男性)

  • イランの攻撃のことをやって、「色んなものが値上がりする」って言ってるけど、まだ上がってないやん。上がってもないのに、不安ばっかり煽るね。上がってから伝えるのが、メディアの役目と違うの?

  • 報道センターの回答

    イラン情勢の変化によって、今後どのような影響が出る可能性があるのか。その見通しを早い段階でお伝えすることも大切だと考えています。原油やLNG(液化天然ガス)の供給不安については、影響を受ける現場での取材内容に加え、政府の見方や専門家の分析など、多角的な情報を踏まえたうえで報道しています。一方で、「原油やLNGの備蓄状況などから、ただちに暮らしへの影響が出るとは限らない」という抑制的な見方もあわせてお伝えしています。また、見通しや予測を紹介する場合には、根拠となるデータを丁寧に精査することも重要だと考えています。今回のご指摘を受け止め、過度に不安をあおることがないよう留意しながら、視聴者のみなさまにとって「備え」や「理解」につながる情報を、丁寧にお伝えしてまいります。

  • コメンテーターから

    わかぎゑふさん
    テレビがリテラシー的に一番信用できると私は思っているので、私自身は社会情勢に関しては、ある程度、予測的なことも知りたいなと思います。

    飯田豊さん
    社会学では「予言の自己成就」と言いますが、予測を報じたことがきっかけで、例えば買い占めが起きてしまうといったことが過去にはありました。回答にもあった通り、データを丁寧に精査することが非常に大事ですけど、視聴者の方が「不安をあおっている」という言い方をされているように、いま慢性化している「メディア不信」の現状を踏まえると、ネットも活用しながら、検証のプロセス自体を見える形で示していくことが求められるのではないかと思います

カンテレEYE

関西テレビの番組やイベント、さらには社会貢献への取り組みなどを題材に、メディア企業として、どのようなメッセージを発信し、視聴者はそれらをどう読み解き、付き合っていくべきなのかについての情報を提供する『カンテレEYE』のコーナー、今回は民放テレビ局が共同で設立し2015年にサービスを開始した、無料動画配信サービスの「TVer」。東京にある本社を訪ねて、これまでの歩みや、現在どのような取り組みを行っているのかなどについて紹介するとともに、関西テレビがTVerとどのように関わっていて、今後はどのようになっていくのかについてもお伝えします。
TVerでは民間放送各社から出向している社員も働いている
TVerでは民間放送各社から出向している社員も働いている
今回のゲストは編成部・石岡雅樹担当部長
今回のゲストは編成部・石岡雅樹担当部長

インフォメーション

次回予告

  • 『カンテレ通信』は皆様のご意見をお待ちしています。

    次回の『カンテレ通信』は、2026年5月17日(日)あさ6時30分放送です。