2026年2月15日(日)

ご意見ピックアップ

関西テレビに寄せられたご意見に答える『ご意見ピックアップ』のコーナーは、「“新年あけましておめでとう”は重複表現で誤りでは?」など、合わせて三つのご意見にお答えします。

『カンテレ通信』では皆様からのご意見をお待ちしています。番組でご意見が採用された方には、月曜日よる10時から放送しているドラマ『夫に間違いありません』などの、カンテレ特製グッズを差し上げます。

『土曜はナニする!?正月SP』 (メール/50代/男性)

  • 元・北海道民です。今回のお正月SPで北海道のお店を紹介する際、どのお店の住所のテロップにも違和感がありました。UHBなど道内の放送局はすべてそうですが、北5条西3丁目なら「北5西3」と、ブロックまで分かるようにテロップします。しかし今回の北海道特番では「北5条西」などと、「丁目」がなくなっていました。これだと長細~い帯になって、どこなのか分かりません。条は省いても分かるので、丁目をだしても出す文字数は変わりません。次回からは考慮していただけると幸いです。

    【林アナウンサーによる補足説明】
    ご指摘いただいた札幌市の住所を示すテロップについて、「北5条西3丁目」を例に地図で見てみますと、省略した「北5西3」という表記であれば、札幌駅近くの、このブロックということがわかりますが、今回番組で使用した「北5条西」という表記では、このように広い範囲を示すことになります。

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  • 東京制作部の回答

    今回の住所テロップについて改めて番組として検証したところ、ご指摘の通り「何丁目か」までを入れるべきだったという結論となりました。私たちは情報テロップを入れる際には、テロップが表示されている時間が数秒間と限られているため、視聴者の皆様に認識してもらえる文字数や情報量にすることを意識していて、そのために情報の一部をカットすることがあります。また、実際にお店を訪れる際には詳細な住所をネット検索すると思いますので、テレビでは「お店はこのエリアにあるんだな」と感じてもらえる程度の情報にとどめています。普段取り扱うことの多い東京や大阪の場合にはそのようにしているため、慣例化していました。一方で今回の住所テロップはご指摘の通り、「お店はこのエリアにあるんだな」と想像するには、エリアとして広すぎる住所表記になっていて、お伝えすべき情報を認識してもらうために、表示する情報とカットしてもいい部分とのバランスを欠いていました。今回のご指摘を受け、今後は地域ごとの特性に合わせた住所テロップ表記にしていきます。

    【関アナウンサー】
    京都でも通りの名前と組み合わせて「上る」は北、「下る」は南、「東入る」「西入る」といった独特の住所表示があって、地元の人は「なじみやすい」という一方で、観光などで、他の場所から来た方には、「わかりにくい」という指摘もあります。

  • コメンテーターから

    飯田豊さん
    京都出身では無いので、(京都の住所表記には)全く慣れないんですよね。原理は分かるんですけど。最近はgoogleマップなどに頼り切ってしまっているので、頭で地図を思い浮かべる機会が少なくなっているんだと思います。札幌の場合も、土地勘がないと本当に難しいですよね。先ほど地図が(画面に)出ましたけれど、テレビ本来の強みって、こうやって視覚的に街の全体像を伝えることで、目的の場所がどこにあるのかを示せればいいんですけど、限られた時間の中では文字に頼るしかない。視覚で伝えるならばどうするのかを先に考えながら、(それが無理なら)文字にどう落とし込んでいくのか、そういうふうに考えていくと、こういうミスは減らせるかもしれないですね。

    わかぎゑふさん
    私は札幌公演とかで何度も行ってるので、これ(丁目までわかる表記)が無いと困ります。この「条」と「丁目」で、本当にピンポイントで分かることは確かなんです、それくらい碁盤の目がきっちりしているんです、札幌の街は。だから、冬とかに「丁目」が無いと、(寒い中)めちゃくちゃ広い範囲で迷うことになるので、なるべくお付けになった方がいいと思います。

『よ~いドン!』 (メール/70代)

  • オープニングのナレーションとテロップ表記が「新年あけましておめでとうございます」となっておりました。「新年」と「明けまして」は、重複表現方法でありまして、厳格には誤り・間違いであります。

  • アナウンス部の回答

    「新年あけましておめでとうございます」という表現は、厳密にいえばご指摘の通り重複表現と言えるかもしれませんが、一方で一般的に広く使用されている慣用表現であり「不適切」「誤り」とまでは言えないと思います。今回のナレーションおよびテロップ表現につきましては、番組として問題のない範囲の表現であると考えます。言葉に対する捉え方も時代とともに変化していきますので、今後もひとつひとつの言葉と、しっかり向き合っていきたいと思います。

    【林アナウンサーによる補足】
    同じ意味の言葉を重ねる「重複表現」ですけど、「新年あけましておめでとうございます」のように、本来は重なっているけれど、広く使われているので“誤りとはいえない”という表現がいくつかあります。 例えば「過半数を超える」だとか、「天気予報をお伝えします」とかです。「天気予報」という言葉には、「報」“お伝えする”という意味が含まれていますので重複になる。「あらかじめ予約する」なども、重複しているんですけど、重複することで分かりやすかったり、なじみ深くなったりとかします。言葉は時代とともに変化するのですが、こういった言葉については、アナウンス部でも意見が分かれることがあります。アナウンサーの立場としては、本来の意味を理解したうえで言葉と慎重に向き合っていくことを心がけていきたいと思っています。

  • コメンテーターから

    わかぎゑふさん
    いつも言っていますけど、言葉は成長したり変わっていったりするものなので、私はいいと思います。「新年」と「あけまして」はおめでたいことが重複しているので、とってもいい言葉だと思います。

    飯田豊さん
    実はつい先日、まったく同じことをBPOの高校生モニターから指摘されました。世代にかかわらず、気になる方はいらっしゃるんだなと思いました。林さんはいつも「完璧な日本語よりも、活きた日本語を放送では扱う」とおっしゃっていますし、わかぎさんもおっしゃったとおり、「気持ちをしっかり伝えたい」ということで良いんじゃないかなと思います。

『newsランナー』 (メール/70代/男性)

  • 最初の挨拶で「こんにちは」と言われていますが、外の暗さからいって「こんばんは」ではないでしょうか、何かこだわりがあるのでしょうか、しょうもないことですいません。

  • 報道センターの回答

    番組では一年を通じて、午後5時台は「こんにちは」、午後6時以降は「こんばんは」としています。天気予報の用語では、午後3時から午後6時を「夕方」と定義しており、その考え方に沿った運用です。季節によって日没時間が変わるため、挨拶は季節に左右されないよう時間帯で統一し、「夕方」は「こんにちは」としています。

  • コメンテーターから

    わかぎゑふさん
    午後5時前なんで「こんばんは」との挨拶、(「こんにちは」と)どっちがいいんでしょう?演劇界では、どの時間でもずっと「おはようございます」なんで。これは歌舞伎の世界が最初って言われていますけど、昼夜を問わず仕事をしている人がたくさんいらっしゃるので、朝一番の「おはようございます」というあいさつで統一しています。

    関アナウンサー
    テレビ業界も、いつでも「おはようございます」ですね。

    わかぎゑふさん
    だから「こんにちは」って言われると、「えっ、どうしたの?」って思います。

    関アナウンサー
    私も、若いころ保育所に子どもを迎えに行く時に、「おはようございます」って言ってしまって、先生にびっくりされました。

    飯田豊さん
    いま季節の話がありましたけど、全国ニュースになって東京の天気(の話題)を関西で聞く、みたいなこともありますので、そうすると、だいぶ明るさが違いますよね。「関東だとこんなに暗いんだ」みたいなこともありますし、さらに海外に目を向けると、アメリカだと東と西で時差があって、全然違うということがある。放送というメディアの特性上、この辺りは仕方がないのかなと思います。

カンテレEYE

関西テレビの番組やイベント、さらには社会貢献への取り組みなどを題材に、メディア企業として、どのようなメッセージを発信し、視聴者はそれらをどう読み解き、付き合っていくべきなのかについての情報を提供する『カンテレEYE』のコーナーは、去年4月に入社した新人の西中アナウンサーの特集です。学生時代にはスポーツをやっていて、将来はスポーツ実況に取り組みたいと考えている西中アナウンサーは、1月に行われた大阪国際女子マラソンの配信番組に出演。今回は、その様子を交えてお伝えします。
西中アナはアメリカンフットボールをやっていた
西中アナはアメリカンフットボールをやっていた
わかぎゑふ、 飯田 豊 、関 純子(関西テレビアナウンサー)、 林 弘典(関西テレビアナウンサー)、西 中蓮(関西テレビアナウンサー)

インフォメーション

次回予告

  • 『カンテレ通信』は皆様のご意見をお待ちしています。

    次回の『カンテレ通信』は、2026年3月15日(日)あさ6時30分放送です。