タクシーに乗り込む二人を見ているシーンで、タクシーのナンバーが変わっていませんか？変わっていますね！

東京制作部の回答

ドラマをご視聴いただきありがとうございました。第10話のタクシーのナンバープレートの件については、ご指摘のとおりです。今後、このようなミスが起こらないよう、スタッフ一同、より一層注意してまいります。ご指摘ありがとうございました。

【林アナウンサーによる補足説明】
ドラマの制作現場では、ナンバープレートは車についているものをそのまま使うだけではなく、舞台設定の地域に合わせて変更するなど、演出として、実在のナンバーとは違うナンバーにする場合があり、コンピューターグラフィックで書き換えるなどの作業を行うことがあるとのことです。

コメンテーターから

飯田豊さん
よく気づかれましたよね。こういう気づきがあるのが、映像作品の醍醐味といいますか、楽しみ方の一つかなと思います。作品の人気が高まれば、こういうことってファンの間で後世までの語り草になることもあります。ご意見をくださった方も、苦情や批判というニュアンスでもなさそうですし、実害が伴わないミスですので、制作者の方も委縮することはないと思います。

わかぎゑふさん
昔、映画の雑誌に、「映画のシーンで“こことここがつながっていません”」というコーナーがある雑誌があって、私は毎月、楽しみに見ていましたけど。結構有名な映画なのに、同じシーンで（同じ人が）半袖と長袖を着ているとか、やっぱりどんな国にもあるんだなあと思って見てましたけど。この人はきっと発見して、とてもうれしかったんだと思う。そのご報告だったんだと私は思います。

「関西人にアンケート」って言うけど、大阪人だけではないですか？一緒くたに「関西人」と総称していますけど、大阪人やと思います。関西テレビはこういうことが多いです。僕ら兵庫県民で、迷惑なこともあるんよ。

制作部の回答

「ちゃちゃ入れマンデー」で、「関西人にアンケート」と銘打った企画を実施する場合、アンケート会社やリサーチ会社には、関西2府4県の男女500人ずつ（計1000人）との条件でアンケートを依頼し実施していることが多く、放送の時には、その条件についても画面に表示しています。実際に5月20日に放送した「関西人の食のこだわり大決着SP」でのアンケートの場合、3つのアンケートを2つのサンプルに対して行いましたが、どちらも関西2府4県すべての方が回答者に含まれて、人口比率にも近い標本数でのアンケートでした。

【林アナウンサーによる補足説明】
この表は5月20日に放送したアンケートについて「関西2府4県にお住まいの方、それぞれ何人に聞いたのか」についての実際のデータです。各県の人口比率に完璧に一致するとまでは言えませんが、関西2府4県にお住いの方を、すべて含んだ形でアンケートを行っています。ただ、番組の中で行っていたインタビューでは撮影の都合上、大阪の方ばかりだったこともあり、大阪の方だけのアンケートだと感じられたのかもしれません。

コメンテーターから

わかぎゑふさん
“関西人”というと、“イコール大阪人”と言われるのが、すごく嫌だ！という周辺の府県の方が、いらっしゃるのはよく承知しておりますけど、大阪人から言わせていただくと「やっぱ、大阪やからやん！」って言われるのがすごく嫌です、大阪人は。それなので、お互いに“ないものねだり”というところがあるのかなと思います。

飯田豊さん
いまご紹介いただいたような、統計的に意味があるアンケート調査と、いわゆる街頭でのインタビューはまったく別物で、放送局は両方を日常的にやっています。世論調査がその典型ですけど、報道番組のほうが統計調査を重視していますね。今回の場合は、せっかくそれなりのお金をかけて統計調査を行っていても、「バラエティだから街頭調査なのかな」と誤解されてしまったんだとすると、すごくもったいないなという気がします。画面には表示されているということでしたが、どうしても視聴者の方は映像のほうに意識が向いてしまいがちで、文字ではなかなか伝わりにくい面がありますので、混同されにくい工夫をぜひ追求していただきたいと思いました。

『カンテレ通信』は皆様のご意見をお待ちしています。

次回の『カンテレ通信』は、2025年9月21日（日）あさ6時30分放送です。