出演者

【コメンテーター】
佐藤卓己(京都大学大学院 教育学研究科 教授)
わかぎゑふ(劇作家・演出家)


【司会・進行】
関 純子(関西テレビアナウンサー)
林 弘典(関西テレビアナウンサー)

番組紹介

『カンテレ通信』では関西テレビの番組や社としての取り組みについて、より多くの、より掘り下げた情報を提供し、又、視聴者の皆様の声に耳を傾け、さらに身近な放送局となれるよう取り組んで参ります。

11月28日(日)

ご意見ピックアップ

関西テレビに寄せられた視聴者の皆様からのご意見・お問い合わせを紹介し回答する「ご意見ピックアップ」のコーナー。今回は、「生々しい映像が出る前には注釈が欲しい」「スタッフの笑い声がうるさい」「アナウンサーが駅名を間違えた」という3つのご意見に担当部署がお答えします。

『カンテレ通信』では皆様からのご意見をお待ちしております。番組でご意見が採用された方には、関西テレビで月曜よる10時に放送中の『アバランチ』などの特製グッズを差し上げます。

『報道ランナー』 (電話/男性/50代)

  • ニュースの中で、原爆資料館の生々しい写真や映像が流れました。このような厳しい映像が放送される前には、「これから○○な映像が流れます」といった注釈を入れるべきだったのではないでしょうか。

  • 報道センターの回答

    終戦から76年が経過し、戦争を体験した当事者が亡くなっていく中で、戦争と原爆投下の悲惨さを伝えるために、 資料館の展示はどうあるべきかといった内容を放送しました。今回はご遺族が資料館に寄贈された遺品の衣服や、被ばくした少女のお写真などをご紹介しました。報道センターでは、戦争や地震、津波、事故など辛い事実をお伝えする際に、その映像にどんな意味があり、どんな影響があるのかに加えて、放送するときには何らかのお断りが必要なのかといったことを悩み考えながら、日々の報道にあたっています。今回はお断りを入れずに、そのまま見ていただくという判断をしました。

  • コメンテーターから

    わかぎゑふさん
    実際に私、放送されたものを拝見しましたけれども、私はこういうものをちゃんと流して、子どもたちにも見せるべきだと思いましたね。なので、特にお断りをする必要は無かったんじゃないかなと思いました。ちゃんとできていたという意味ですけど、(今回の)番組が。

    佐藤卓己さん
    私はメディア史を研究しているわけですが、その立場から発言します。例えばベトナム戦争で反戦運動が起こったのは、テレビで悲惨な死体とかを映したことが原因と考えられたわけですね。それ以後、例えば湾岸戦争などのアメリカの戦争では、「ニンテンドー戦争」と言われるように、空爆の写真のみで地上戦の残虐なシーンは映さなくなっていきました。つまり戦争報道から、そういう死体や悲惨なイメージが消えていったことを考えると、むしろこうした形で戦争の悲惨さを伝えるということには、公共性があると考えます。

  • 『やすとも・友近のキメツケ!』(メール/女性/40代)

    スタッフの笑い声が気になって仕方がない。やらせ的な笑いにも聞こえるし、演出としては最低だと思います。やすとも・友近のタレント力で、視聴者を笑わせることは十分できる。スタッフの笑い声は不要です。改善を求めます。

  • 『スローでイージーなルーティーンで』 (メール/男性/60代)

    番組中に聞こえる、出演者以外の笑い声を何とかしてもらえませんか?たいして面白くないところでも、出演者が何か言う度に大きな笑い声が聞こえます。出演者以外の何者か分からない人間の笑い声ほど不快なものはありません!この笑い声をカットすることはできないんですか?番組を盛り上げるために必要なのですか?

  • 制作部の回答

    貴重なご意見をありがとうございます。 スタジオでの笑い声は出演者のテンションが高まることや、スタジオ全体が笑いの空気に包まれて明るい雰囲気になることを狙っています。これまではスタジオに一般の観客を入れるなどして、そのような雰囲気を作ることもありましたが、現在は新型コロナウイルスへの感染予防対策として番組観覧を中止していて、スタッフの笑い声は重要になる一方で、聞こえやすくもなっています。 今回、気になられた笑い声は、いずれも番組を盛り上げたいと考えたスタッフによるもので、ご指摘をいただいた視聴者の方と、笑いのタイミングや度合いにズレがあり、不快に感じられたのかもしれません。いただいたご意見は、今後のより良い番組作りに生かしたいと思います。

  • コメンテーターから

    わかぎゑふさん
    喜劇を創っているところから考えますと、「笑う」って人間の感情の中で一番千差万別で違うので。「悲しみ」とか「怒り」とかは作りやすいんですけど、「笑う」ってすごく難しいので。本当に、こう感じる方もいたら、すごく面白いと感じる方も片方に絶対いるっていうことなんだと思うんですね。特に厳しい意見があるっていうことは、すごく楽しかったっていう人がいるはずなんですよ。なので、とっても難しいです、この問題って。

    佐藤卓己さん
    60代男性のご意見、つまり「たいして面白くないところでも出演者が言うたびに大きな笑い声が聞こえる」は、確かに私もそう感じますね。もし、面白いポイントでちゃんと笑いが入るのであれば、そうでもないのでしょうけど、すべての所で笑いが入ると、なんか押しつけがましく感じてしまうのではないでしょうかね。

『ニュース』 (メール/男性/60代)

  • 12時前のニュースで、西院駅(さいいんえき)のことを「さいえき」と2回も繰り返していた!アナウンサーさんはベテランの方なのに、ありえない間違いだと思います。気をつけてほしい。

  • アナウンス部の回答

    東西南北の西に、病院などの院と書く「西院駅」は、阪急電鉄にある駅が「さいいんえき」で、京福電鉄の駅は「さいえき」と読みます。ご指摘をいただいた今回のケースは、京福電鉄の駅の話題でしたので、アナウンサーは「さいえき」と読みました。地名や駅名などは固有名詞であることから、放送する際には、アナウンサーや報道記者が、地名辞典などを使って確認するなど、細心の注意を払ってお伝えするように心がけています。引き続き、正確な情報をお伝えできるよう、取り組んでまいります。

  • コメンテーターから

    佐藤卓己さん
    【林アナ】佐藤さんは京都にお住まいですが、ご存じでしたか。
    【佐藤さん】大変勉強になりました。40年住んでいますけど、京福の駅を「さいえき」と読むというのは、今回初めて私は知りましたね。

    わかぎゑふさん
    【林アナ】わかぎさん、関西には読みにくい駅名や地名がたくさんありますが。
    【わかぎさん】いま私、枚方で仕事をしてるんですけども、枚方も私たちは子どものころから読んでるので、なんともなかったんですけど、ものすごく間違われやすいらしくて、「マイカタ」って読む人がたくさんいて、枚方市がオフィシャルで「マイカタちゃいまっせ」っていうのを出してる。ちゃんと「枚方、マイカタちゃいまっせ」って書いてある。
    【関アナ】私、街を歩いていて修学旅行生に「ゴドウスジってどこですか」ってきかれて、「ゴドウスジ…?、御堂筋ね」って言ったことがあります。
    【わかぎさん】なるほど、十三とかも読みづらいですもんね。

カンテレEYE

関西テレビの番組などを題材に、メディアは、どのようにメッセージを発信しているのか、視聴者は、それらをどう読み解き付き合っていくべきなのかについての情報を提供する「カンテレEYE」のコーナー。今回はベトナム国営放送局(VOV)と関西テレビが共同で制作し、ベトナムで放送された、関西の魅力を伝える短編番組について、その制作の舞台裏をお伝えします。
『12の美しき関西の景色』に続いて『日本の美しき関西』を制作
『12の美しき関西の景色』に続いて『日本の美しき関西』を制作
カンテレ側の担当者であるメディアビジネス部・佐野拓水がゲスト
カンテレ側の担当者であるメディアビジネス部・佐野拓水がゲスト

インフォメーション

次回予告

  • 『カンテレ通信』は皆様のご意見をお待ちしています。

    次回の『カンテレ通信』は、2021年12月19日(日)あさ6時30分放送です。10月31日に行われた衆議院議員選挙。関西テレビとしては開票特別番組の放送だけでなく、今回初めてインターネットを利用した独自の開票速報を本格的に行いました。その様子や狙いについて紹介します。