Panasonic×カンテレ スペシャル・コラボ・ワークショップ ~初めての対面イベントとして実施~

Panasonic×カンテレ スペシャル・コラボ・ワークショップ ~初めての対面イベントとして実施~

Panasonic×カンテレ スペシャル・コラボ・ワークショップ ~初めての対面イベントとして実施
映像制作活動を通して子どもの創造性やコミュニケーション能力の向上を目指しているパナソニックの「キッド・ウィットネス・ニュース(KWN)」の取り組みに、今年も関西テレビの社員が協力して、ワークショップが開催されました。
昨年まではオンラインによるリモート研修でしたが、今年は大阪市の関西テレビ本社屋に参加者が集まり、初めての対面イベントとして実施しました。
神奈川県から兵庫県の小・中・高校生、5校・計29名がマスター室見学、アナウンサーによる滑舌・発音練習、事前に制作した動画講評など、動画制作を行う上でのポイントを関西テレビの社員から直接講習・指導を受けました。
マスター室見学
参加した生徒の皆さんは、まず午前中に2班に分かれて“テレビ局の心臓部”と言われている、マスター室見学を行いました。
マスター室勤務の岩田健吾・高橋光記からその役割や目の前に並んでいる機器やスイッチ類がどのような機能を担っているか、実際に機器を操作しながら、説明を行いました(説明を行ったのは、テスト環境と呼ばれる予備系操作卓で放送には影響を及ぼさないものです)。
参加生徒の多くが「放送部」に属している事もあり、テレビ局の最新設備を目の前にして質問したり、熱心にメモを取るなど興味深く、説明を聞いていました。
マスター室見学
午後の1コマ目は、藤本景子アナウンサーから腹式呼吸や滑舌・発音に関して講習をした後、藤本アナウンサーが担当したミニ番組の原稿を使用して、放送した番組のナレーションを全員が疑似体験しました。
一人一人ナレーション体験を行った後、藤本アナウンサーが良かった点、改善点を説明。参加生徒の皆さんは楽しみながらも真剣なまなざしで、現役アナウンサーの講義を聞いていました。
藤本景子アナウンサー
午後の2コマ目は、「マルコポロリ!」や「千原ジュニアの座王」等、主にバラエティ番組を担当している制作部の芳仲真雪子が事前に制作提出してもらっていた動画(テーマ:「わが街・わが校の自慢したい有名人や良いところ」 尺:1分前後)を講評。
テーマが決まっていても、動画の撮影方法・編集方法は様々で、参加者全員で動画を見ながら、芳仲が良い点を分かりやすく説明。動画をさらに良くしていく為の撮影や編集時の細かい点に関してアドバイスを行いました。

最後にテレビの現役ディレクターとして日々意識している、「伝わる動画」の最も重要なポイントを説明しました。自分たちが制作した動画だけでなく、他校の生徒が制作した動画の講評も聞く事で、参加生徒の皆さんは動画作りの奥深さや面白さに改めて気づいた様子でした。
半日にわたり、関西テレビで実際に使われている機材を直接見たり、番組の制作現場で活躍する社員から直接の指導を受けた事で生徒の皆さんは様々な気づきを得たようです。
盛りだくさんの授業内容でしたが、最後まで熱心にメモを取ったり意見交換をするなど、有意義な時間となりました。