世界が大注目の大谷翔平選手。2012年に北海道日本ハムファイターズに入団し、その5年後、ロサンゼルス・エンゼルスでメジャーリーガーの一歩を踏み出しました。そして15日、自身3球団目となるロサンゼルス・ドジャースで行われた入団会見。移籍の決め手についてはもちろん、愛犬の名前は「デコピン」だということも明かされました。
この会見を取材した水本記者が現地からお伝えします。
【水本翔記者】「大谷選手の記者会見が行われたドジャースタジアムには約300人の報道陣が集まりました。大谷選手は、ロサンゼルスらしい青空の下、ドジャースのユニホームに袖を通したのですが、なぜ屋外で会見が行われたかというと、報道陣があまりにも多く、室内では収まらないため、スタジアムの外に特設会場が用意されたんです。この報道陣の多さには大谷選手も「予想よりも多くてびっくりしている」と驚きの表情を浮かべていました。
また会見では、腕の手術名を明かさなかったことについて、『移籍交渉を有利にする目的があったのか?』といった厳しい質問もありましたが、地元記者からは何度も笑いが起きるなど、スーパースターのドジャース入りを歓迎している雰囲気でした」
ドジャースファンの盛り上がりはどうですか?
【水本翔記者】 「大谷選手のドジャースのユニホームを私もゲットしたんですが、実はこのユニホーム、販売開始48時間以内で史上最も売れたというほどの人気になりました。公式グッズショップでは注文を受けて、背中の部分に手作業で名前をプリントしているのですけど、売れ過ぎて、『OHTANI』の『H』の文字がなくなり、販売が中止になってしまうショップもありました。
会見の後も地元メディアは中継を繰り返し行うなど、非常に関心が高く、大谷選手の来シーズンはさらに熱い注目を集めることになりそうです」
(関西テレビ「newsランナー」 2023年12月15日放送)