奈良県の荒井正吾知事(4日の年頭会見)
奈良県の荒井正吾知事は4日の年頭会見で、新型コロナウイルスでひっ迫する病床対策を講じていきたいと話しました。
【荒井知事】
「昨年からコロナ対策を頑張っていただき感謝申し上げます。まだ続くが、今年も力合わせて頑張っていきたい」
4日行われた年頭会見で奈良県の荒井知事は新型コロナに関して、軽症状の入院患者を宿泊療養に移すことで、ひっ迫する病床の空きを増やしていきたいと話しました
【荒井知事】
「年末12月30日から、療養病床を108室から250室にあげました」
「軽症の方が奈良県は多いわけですから、それを入院と療養病床を分けていましたが、軽症の方は療養病床でも十分ですから、これからそちらに移っていく」
また、首都圏の1都3県が菅総理大臣に緊急事態宣言を要請したことについては、「奈良県は大都市とは異なる位置づけであり、他県がやっていることに申し上げることはありません」と話しました。
奈良県では2020年12月31日、一日に確認された感染者としては、過去2番目の多さとなる38人の感染が判明。
3日時点で重症病床の使用率は39.3%となっています。(11人/28床)
※実際に運用している病床は27床で、その場合の運用率は40.7%(11人/27床)