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8年前に新種登録された「サクラダンゴウオ」泳ぎは苦手で吸盤で海藻などにくっついて生活05月31日 08:27

日本海にすむ珍しい魚「サクラダンゴウオ」の稚魚の放流が、兵庫県豊岡市で行われました。

豊岡市の城崎マリンワールドで展示されている「サクラダンゴウオ」。

日本海に生息し、2017年に新種として登録されたばかりの小さな魚です。

泳ぎは苦手ですがおなかの吸盤で海藻などにくっついて生活しています。

城崎マリンワールドでは年々減少するサクラダンゴウオの繁殖にも取り組んでいて、ことし、約300匹の赤ちゃんが誕生。

このうち100匹の赤ちゃんを飼育員が地元の海に入って放流しました。

【城崎マリンワールド 佐々木雅大飼育員】「海に帰った後も元気に育って、来年1匹でも多く帰ってきて、卵を産みに来てほしい」

果たして来年、この海に小さなサクラが満開となるのでしょうか。

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