ネコ科動物たちの知られざる特徴とは!?
特別展「ネコ」の見どころを一挙紹介!
平日限定のお得なキャンペーン
9月3日(火)以降、平日にご来場いただいた方先着300名様に展覧会オリジナルステッカーをプレゼント!
展覧会オリジナルキャラクターの「マヌルネコ」と「イエネコ」がデザインされた大阪会場限定のステッカーです。
※お渡しするのは1名様1枚です。絵柄は選べません。
公式X(旧Twitter)
開催内容
野生ネコ科動物からイエネコまで ネコ科動物の全て!
哺乳類の中で完全に肉食に特化した “究極のハンター”、ネコ科。現在、41種の野生ネコ科動物が地球上の多様な環境に適応し、生態系のさまざまな生き物と関わり合って暮らしています。
本展では、ライオンやマヌルネコなどのクールでカッコいい野生ネコ科動物から身近なイエネコまで、最新の研究に基づいてネコ科がもつ魅力に科学で迫ります。
剥製や骨格標本、映像を交えた展示で、“超肉食獣”として進化したネコ科の身体の特徴や野生の生態を解説し、日本に生息するヤマネコとそのフィールド研究・保全なども詳しく紹介します。また、イエネコについても、野生ネコ科動物との共通性から注目の最新研究までを楽しく学べます。ネコを深く知って今よりもっと好きになる展覧会です。
見どころ
1.世界の野生ネコ科動物が勢揃い!
ネコ科の起源と進化から、地球上に生息する41種の野生ネコ科動物を全種紹介し、様々な環境に適応するハンターであるネコ科の特徴を剥製や骨格標本で解説します。
2.フィールド研究で探る!日本のヤマネコ
日本に生息するイリオモテヤマネコとツシマヤマネコは何を食べてどのように生きているのか、フィールド研究に基づいた彼らの生態を詳しく紹介します。
3.イエネコを科学しよう!
ペットで人気のイエネコは野生ネコ科動物の特徴を色濃く残しています。イエネコを科学的にみてみよう。最新&注目のイエネコ研究も紹介します。
体験展示
ヤマネコの毛皮を触ったり、
マーキングの匂いを嗅いだりしてみよう!
写真提供:村井貴史
ネコ科動物クイズ
Q1 現在生息するネコ科41種は体重1㎏のサビイロネコから300㎏のトラまでいます。大きさがちがってもほぼ全てのネコ科動物に共通することは、つぎのどれでしょう。
イ.目の大きさ ロ.骨の数 ハ.脳みその重さ
こたえと解説はこちら
A1. ロ…骨の数
体の大きさは変わっても基本的な体の構造は変わらず、骨の数や歯の数はほとんど同じです。
ネコ科動物は獲物を見つけると音を立てずに忍びより、獲物に十分な距離まで近づいたら、すばやい動きで襲い捕まえます。肉食に特化したネコ科動物は、どの種にもハンターとしての機能が備わっているんですね。
Q2 日本に生息する野生ネコ科のイリオモテヤマネコとツシマヤマネコは数が減っています。それぞれおよそ何頭が生息すると考えられているでしょうか。
イ.100頭 ロ.500頭 ハ.1000頭
こたえと解説はこちら
A2. イ…100頭
沖縄県の西表島に生息するイリオモテヤマネコも、長崎県対馬に生息するツシマヤマネコも、その数は約100頭と推定されています(2010年代の個体数、2020年推定)。
どこでどんな暮らしをしているのか、研究者によってフィールド調査(野外調査)がおこなわれています。ほとんど人前には姿を見せないヤマネコの生態を調べるのは大変ですが、粘り強い研究が続けられています。本展ではその最新研究をご紹介します。
特別展「ネコ」にはネコ科動物の解説が盛りだくさん!
ネコ科動物をもっと知ろう!
開催概要
日程
2024年7月13日(土)~9月23日(月・振休)
開館時間:9:30~17:00(入場は16:30まで)
※8月10日(土)~8月15日(木)は9:00開館
休館日:7月16日(火)、7月22日(月)、7月29日(月)、8月19日(月)、8月26日(月)、9月2日(月)、9月9日(月)、9月17日(火)
会場
大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階)
ネコ好きさんならではの#ネコ自慢 をお寄せください。
いただいた投稿の中から、「ネコ自慢賞」に選ばれた5名様に展覧会オリジナルグッズの詰め合わせ(3,000円相当)をプレゼント!
★参加条件
以下の # をすべてつけて投稿
#ネコ #ネコ展 #特別展ネコ #ネコ自慢
締め切り:9月8日(日)23:59
※ネコ自慢賞当選者にはDMでご連絡。
※商品は国内発送のみとさせていただきます。
※商品は選べません。
関西テレビ 関純子アナウンサーの
#ネコ自慢はコチラ
我が家のラムはとっても早起き!
喉をゴロゴロ鳴らしながら私の上に乗っかったり
口の周りを舐めたりして甘えてきます。
もうちょっと寝かせてくれぇ!!でも可愛いから許しちゃう♥
#ネコ #ネコ展 #特別展ネコ #ネコ自慢
皆さまからのたくさんの投稿お待ちしてます!
関連イベント
講演会「ネコ科動物の柔軟な生き方~所変わればネコ変わる」※終了しました。
日時:7月14日(日)13:30~15:00(開場13:00)
登壇者:伊澤雅子(北九州市立自然史・歴史博物館(北九州市立いのちのたび博物館) 館長)
世界には41種の野生ネコ科の動物が知られています。その他に人間と暮らすようになったイエネコもいます。この講演では、世界のネコ科、日本のヤマネコたち、そしてイエネコと、「ネコ」たちのさまざまな暮らし方をご紹介します。
講演会「世界の野生ネコの見つけかた教えます」
日時:9月21日(土)13:30~15:00 (開場13:00)
登壇者:秋山知伸(野生動物写真家・ツアーガイド)
ユキヒョウをはじめ、チリのパタゴニアのピューマ、ボルネオのウンピョウ、アフリカのカラカルなどの世界の野生ネコを探し、これまで22種の野生ネコと出会った秋山知伸さんが、海外での体験を交え、世界の美しい野生ネコたちとの出会いを、出会う方法を紹介します。
各講演会の詳細
会場:大阪市立自然史博物館 講堂
※YouTube同時配信も実施(YouTubeは10月31日(木)まで見逃し配信もあり)
定員:先着170名(講堂での聴講)
参加費:無料(ただし、講堂への入場は特別展の観覧券(半券も可能)が必要となります。お持ちでない方は当日受付前にご購入ください。当日の観覧券や半券でない場合は博物館常設展入館料が必要です。)
【配信方法】YouTubeを使った配信も予定しています。インターネット環境に接続することができるパソコン、スマホなどがあれば、ソフトなどをダウンロードする必要はありません。ネット接続できるパソコン・スマホは各自でご用意ください。
【接続方法】YouTubeの「大阪市立自然史博物館」チャンネルにアクセスして表題の番組をクリックしてください。開始時間になれば始まります。番組を見つけられない場合はYouTubeの検索ボックスに表題名を入れて検索してください。
※10月31日(木)まで見逃し配信を行います。同時配信を見られない方はご覧下さい。
テーマ展示(本館 ナウマンホール)
秋山知伸 世界の野生ネコ科動物写真展
会期:7月13日(土)~9月23日(月・振休)
会場:大阪市立自然史博物館 本館 ナウマンホール
野生動物写真家・ツアーガイドの秋山知伸さんが世界各地で撮影した野生ネコ科動物の写真展を開催します。彼らの生態を知り尽くした秋山さんの眼で捉えた貴重な一瞬を、この機会にぜひご覧ください。
<秋山知伸プロフィール>
1973年生まれ。1996年、国際基督教大学教養学部理学科を卒業し、2001年に京都大学院博士課程単位取得退学。生態学を学ぶ。卒業後はフリーランスとして各種の野生生物調査に携わる。2012年から2年間、ウガンダのアヤゴ水力事業の環境影響評書作成のためJICAの専門家として派遣される。その他に、野生動物写真家、国内外の自然を案内するツアーガイドも行う。 著書「ネコ科大型肉食獣の教科書」「BIG CATS」「神の獣 雪豹 —The Eidolon, Snow Leopard」「世界で一番美しい野生ネコ図鑑」ほか。
「ライキピアのクロヒョウ」(ケニア・ライキピア)
2019年にアフリカでクロヒョウが撮影された。アフリカでクロヒョウが確認されたのは110年ぶりのことだという。クロヒョウが確認されたライキピアに2024年の4月に探しに行った。そこにはサファリカーに慣れきったメスのクロヒョウがいた。夜中にサーチライトで2台の車で追跡していた。先回りをして待っているとこちらに向かってくるクロヒョウを確認した。こちらのサファリカーのサーチライトを消し、もう1台のサファリカーの光だけで撮影することで闇夜に浮かびあがるようなこの写真が撮れた。
「ツシマヤマネコと水田」(日本・対馬)
ツシマヤマネコはベンガルヤマネコの亜種で対馬にしかいない固有亜種である。秋になると低農薬 で育てられた水田に集まるイナゴなどを食べに畦で見つかることが多い。対馬にヤマネコを探しに行き驚いたのはシカの多さだった。林床の植物を食べ尽くし、地面が露出し、雨が降ると土砂が川に流れていた。日本中どこでもシカの問題は申告であるが対馬はその中でも特に酷かった。林床に植物がなければネズミなども住めない。ツシマヤマネコは山には住めなく、田ネコとなっていた。日本で対馬でしか見られない生き物は多いのに対馬の自然は奄美、ヤンバル、小笠原のようには注目を浴びていない。それが毎年、対馬に行く理由にもなっている。
「虹とライオン」(ボツワナ・オカバンゴ)
一般的に雨季は野生動物を観察する季節としては良くないとされる。草丈が高いために動物が見つからなかったり、雷の危険や、泥濘にはまったりする危険性も高くなる。しかし、サバンナでは雨季といっても日本の梅雨のように雨が降り続くわけではなく、激しい雨が数時間降った後は晴れることが多い。雨季は体の埃が雨で流されてきれいな動物が多く、また砂塵も少なく写真にはよいこともある。また虹と野生動物を一緒に撮影できるチャンスもあり、悪くない。
- 主催
- 大阪市立自然史博物館 / 読売新聞社 / 関西テレビ放送
- 後援
- 大阪府教育委員会 / 大阪市教育委員会 / 堺市教育委員会
- 協賛
- 清水建設 / 住友生命 / 大和ハウス工業 / 非破壊検査
- 特別協力
- 北九州市立自然史・歴史博物館(北九州市立いのちのたび博物館)
- 協力
- 壱岐市教育委員会 / 神奈川県立生命の星・地球博物館 / 環境省西表野生生物保護センター / 環境省対馬野生生物保護センター / きしわだ自然資料館 / 国立科学博物館 / 名古屋市科学館 / ミュージアムパーク茨城県自然博物館
お問い合わせ
大阪市総合コールセンター(なにわコール)
06-4301-7285(受付時間 8時~21時 ※年中無休)