公演内容
若き才能と日本ミュージカル界のレジェンドたちが織りなす、
ウィーン・ミュージカルの最高峰、3年ぶりに大阪で上演!
「才能が宿るのは肉体なのか?魂なのか?」という深遠なテーマをベースに、その高い音楽性と重層的な作劇で“人間モーツァルト”35年の生涯に迫り、2002年の日本初演以来、日本のミュージカルファンを魅了し続けている本作が、3年ぶりに大阪で上演!タイトルロールのヴォルフガング・モーツァルト役には、ミュージカルの世界にとどまらず活躍の場をますます広げる人気俳優・山崎育三郎と古川雄大(Wキャスト)。モーツァルトの前に立ちはだかる権力者・コロレド大司教役には山口祐一郎、モーツァルトの父・レオポルト役には市村正親。今注目を集める若手人気俳優二人と、日本のミュージカル界に君臨するレジェンドたちとの夢の競演が実現します。
日本ミュージカル界最高のキャスティングといっても過言ではない、2021年シーズンの「モーツァルト!」にご期待ください!
ミュージカル界の第一人者、小池修一郎による最新演出バージョン!
2002年の日本初演以来演出を手掛ける小池修一郎が、2018年シーズンに新演出バージョンを世に送り出しました。舞台装置、振付、照明などビジュアル面において大幅なリニューアルがなされ、より一層スケールの大きな作品にリニューアルされました。
才能を開花させ、名声を得たヴォルフガングと、彼の前に立ちはだかる権力者コロレド大司教による重厚なミュージカルナンバー「破滅への道」も追加され、人間ヴォルフガングと彼の中に宿る“才能の化身=アマデ”との葛藤や、天才ゆえに周りから理解されない孤独が、より深みを増して描かれます。 初演から約20年を経ても進化をつづける、「M!」の終わりなき挑戦が始まります。
ストーリー
ザルツブルクの宮廷楽士であるレオポルト・モーツァルト(市村正親)とその娘ナンネール(和音美桜)は、錚々たる名士たちが集まる貴族の館で、今、幼い息子がピアノを弾くのを目の当たりにしている。5歳にして作曲の才が花開いたその子ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトは、”奇跡の子”と呼ばれていた。
歳月は流れて、ヴォルフガング(山崎育三郎/古川雄大 Wキャスト)は故郷ザルツブルクで音楽活動を続けている。傍にはいつも、奇跡の子と呼ばれた頃のままの“才能の化身・アマデ”が寄り添い、作曲にいそしんでいた。しかし、青年ヴォルフガングは、ザルツブルクの領主であるコロレド大司教(山口祐一郎)に仕えて作曲をすることに嫌気がさしていた。「大司教に逆らうな」という父と意見が衝突。ついには自分を束縛する大司教に、怒りを爆発させてしまう。
ヴォルフガングは名声と自由な音楽活動を求めて、母親と共にザルツブルクを出るが、幼い時のように持て囃されることはなかった。逆に旅費を使い果した上に、旅先で母を亡くしてしまう。失意のうちに故郷に帰ってきたヴォルフガングは、幼少からヴォルフガングの音楽の才能を見抜いていたヴァルトシュテッテン男爵夫人(涼風真世/香寿たつき Wキャスト)の援助を受けて、ウィーンで音楽活動をする決意をあらたにする。ヴォルフガングはウィーンに移り住み、知人のウェーバー一家の娘であるコンスタンツェ(木下晴香)との愛情を急速に深めていく。しかし、コロレド大司教の謀略によって、演奏の機会をことごとく絶たれてしまう。ヴォルフガングは再び大司教と対決。二人の関係はついに決裂する。
大司教との決裂後、ヴォルフガングはウィーンの社交界で話題を呼んでいた。コンスタンツェとも結婚、仕事も精力的にこなし、ヴォルフガングにとって故郷に残してきた父と姉の存在がどんどん薄くなるのだった。レオポルトは息子の成功を誇りに思う反面、その思い上がりを感じ取る。しかしヴォルフガングは父の苦言を聞き入れようとしない。二人はついに心を通い合わせることなく、レオポルトはウィーンを後にする。
オペラ『魔笛』を成功させ、音楽家としての頂点を極めるヴォルフガングの前に、謎の人物が現れ、『レクイエム』の作曲を依頼する…。
CAST&CREATIVE
CAST
ヴォルフガング・モーツァルト(Wキャスト)
山崎育三郎 / 古川雄大
コンスタンツェ(モーツァルトの妻)
木下晴香
ナンネール(モーツァルトの姉)
和音美桜
ヴァルトシュテッテン男爵夫人(Wキャスト)
涼風真世 / 香寿たつき
コロレド大司教
山口祐一郎
レオポルト(モーツァルトの父)
市村正親
セシリア・ウェーバー(コンスタンツェの母)
阿知波悟美
エマヌエル・シカネーダー(劇場支配人)
遠山裕介
アントン・メスマー(医師)
松井 工
アルコ伯爵(コロレドの部下)
阿部 裕
安部誠司/奥山 寛/後藤晋彦/白石拓也/武内 耕/田中秀哉/田村雄一/福永悠二/港 幸樹/山名孝幸/脇 卓史/渡辺崇人
彩花まり/池谷祐子/樺島麻美/久信田敦子/原 広実/松田未莉亜/水野貴以/柳本奈都子/吉田彩美
アマデ
設楽乃愛
鶴岡蘭楠
深町ようこ
※アンサンブルで出演を予定しておりました彩月つくしは、体調不良のため本公演を休演させて戴きます。
何卒ご了承の程お願い申し上げます。
CREATIVE
【脚本 / 歌詞】ミヒャエル・クンツェ
【音楽 / 編曲】シルヴェスター・リーヴァイ
【オリジナル・プロダクション】ウィーン劇場協会
【演出 / 訳詞】小池修一郎(宝塚歌劇団)
音楽監督:甲斐正人
振付:前田清実
歌唱指導:山口正義 / やまぐちあきこ
美術:松井るみ
照明:笠原俊幸
衣裳:有村 淳(宝塚歌劇団)
ヘアメイク:宮内宏明
ウィッグ製作:スタジオAD
音響:大坪正仁
映像:奥 秀太郎
舞台監督:廣田 進 / 菅田幸夫
演出助手:小川美也子 / 末永陽一
指揮:甲斐正人 / 宇賀神典子
オーケストラ:東宝ミュージック / ダット・ミュージック
稽古ピアノ:國井雅美 / 石川花蓮
翻訳協力:萬代倫子
プロダクション・コーディネイター:小熊節子
制作:廣木由美
アシスタント・プロデューサー:江尻礼次朗
プロデューサー:岡本義次 / 服部優希
公演スケジュール
日程
2021年5月25日(火)~6月7日(月)
5/25 (火) |
5/26 (水) |
5/27 (木) |
5/28 (金) |
5/29 (土) |
5/30 (日) |
5/31 (月) |
---|---|---|---|---|---|---|
-
17:00
|
12:00
17:00
|
12:00
-
|
12:00
17:00
|
12:00
-
|
12:00
17:00
|
12:00
-
|
6/1 (火) |
6/2 (水) |
6/3 (木) |
6/4 (金) |
6/5 (土) |
6/6 (日) |
6/7 (月) |
---|---|---|---|---|---|---|
12:00
17:00
|
-
17:00
|
-
-
|
12:00
-
|
12:00
-
|
12:00
17:00
|
12:00
-
|
※出演者並びにスケジュールに変更がありました場合には、何卒あしからずご了承くださいませ。出演者変更の場合でも他日へ変更、払い戻しは致しかねます。
キャストスケジュール
会場
梅田芸術劇場メインホール
料金
S席 ¥14,500
A席 ¥9,500
B席 ¥5,500
※全席指定・税込
※未就学児入場不可
チケット発売日
2021年3月28日(日)10:00~
プレイガイド
梅田芸術劇場チケットカウンター(窓口販売のみ)
※発売日翌日以降
※残席がある場合のみのお取扱いとなります
- 製作
- 梅田芸術劇場 / 東宝
- 主催
- 梅田芸術劇場 / 関西テレビ放送
- 後援
- オーストリア大使館 / オーストリア文化フォーラム