2017年3月28日(火)深夜0:35~1:30

受賞
FNSドキュメンタリー大賞 優秀賞
内容
好きなことや得意な分野から、「虐待」や「いじめ」など個人の内面に踏み込むものまで、各自で決めたテーマについて調べて発表する。




障がいでいじめを受けた兄を思い、「関わり合いの大切さを伝えたい」と、“違いを豊かさに”を研究のテーマに選んだ。
しかし突きつけられたのは、小中学校時代に自身が“いじめる側にいた”という事実。その過去を後輩の前で発表する勇気が持てず悩んでいた。

先生たちは、そんな生徒たちに寄り添い、一緒に悩み考える。



ナレーション
スタッフ
カメラ:平田周次
編集:片野正徳
プロデューサー:兼井孝之
宮田輝美ディレクターのコメント
それでも向き合って伝えたのは、それを聞いた誰かの心に届くことで、自分の後悔を繰り返さないでほしいという思いからでした。
もう一つ、彼女たちが嫌な自分と向き合って発信できたのは、近くに “信頼できる人“がいたからです。信頼できる誰かに自分を受け止めてもらう経験を持つことで、自分自身を認めることができるし、それを力に他人を助けることもできるのだと思います。取材を通して、私自身も誰かを受け止めることができる人間になりたいし、自分をさらけ出せる人間にもなりたいと感じました。
私がそうであったように、見終わった後、皆さんが自分を見つめる時間を持ってもらえたらうれしいです。