12月11日の片平気象予報士のお天気図鑑では、スナップエンドウの花を紹介しました。
花の写真を提供してくれたのは、「ムクのお母ちゃん」さん。奈良県広陵町の自宅の庭で育てている“スナップエンドウ”の花です。
1センチくらいの小さい花が1輪咲いています。写真には写っていませんが、隣の苗にもつぼみが1つあるとのことです。
「ムクのお母ちゃん」さんによると、普通、スナップエンドウは春先に花が咲き3月ごろに収獲できるものなんだそうですが、今年は、暖冬の影響でしょうか、早めに花が咲いたということです。
植物園の方に話を聞くと、この時期としては、苗がだいぶ大きく育っているというご指摘でした。ここまで育つと花が咲いてしまうことがあるそうです。今年は秋も暖かい日が多かったので、ここまで成長したのでしょう、この花は今年の気象条件ならではのものなんじゃないかな、と教えてくれました。
このままスナップエンドウが収穫できるかというと、この後1カ月ぐらい暖かくないとだめだそうです。年末にかけてこれからまた寒くなるので、実の収穫は難しいかもしれませんが、花を一足早く見てもらうことはできたのかな、と思います。
(関西テレビ「newsランナー」片平敦気象予報士の「お天気図鑑」コーナーより)