9月11日、茨城県内にある人気アニメとコラボレーションしたカフェ『ガルパン喫茶 パンツァーフォー』に赤ちゃんをつれた男女が入ってきました。
2人がテーブルに着くと、赤ちゃんが泣き始め、女はあやすためかトイレへと向かいました。
1人残された男は料理を注文。運ばれてきたのは、アニメの世界をモチーフにしたハンバーガーとローズヒップティーあわせて1760円です。
そして、ローズヒップティーに口をつけると、今度は男がトイレへ向かい入れ替わるように、女が戻ってきました。
子どもを男に預けた女は、料理をスマホで撮影しハンバーガーをガブリ。満喫している様子です。
しかしこの後、2人はとんでもない行動に…。
まず、女が店員に「トイレに行く」と伝え、テーブルを離れます。すると、トイレの前で子どもを抱いた男と合流、何やら話をしています。
またまたテーブルに戻ってきた男は、ローズヒップティーをゴクリと飲むと、店員がいない隙をみてレジの前を通り過ぎ、女と合流。そのまま店を後にしたのです。食い逃げの瞬間です。
ガルパン喫茶パンツァーフォー和田淳也さん:
「この席に座ってました。どうも落ち着きがないというか…。一生懸命やっている中で本当に悔しいです。もう二度と来てくれるなと。他のお客さんに迷惑ですから」
この子連れ男女の“食い逃げ”は、罪に問われるのでしょうか。菊地幸夫弁護士に伺います。
菊地弁護士:
「最初から『お金払わないで行っちゃおう』という意図・目的があった場合には、いわゆる無銭飲食で詐欺罪になります。10年以下の懲役です。もし、最初からの計画ではなくあとからということですと、詐欺にはならないのですが当然のことながら注文した分はお金を払わなければなりません。こういうことはやめて下さい」
(関西テレビ9月21日放送『報道ランナー』内「菊地弁護士のニュースジャッジ」より)