破産手続き中の「船井電機」の親会社に対して、債権者が民事再生法の適用を申し立てたことが分かりました。
舩井電機は去年10月に裁判所から破産手続きの開始決定を受けています。
その中で、持ち株会社である「FUNAIGROUP」に対しても破産が申し立てられ、去年11月に裁判所は会社の資産を保全する保全管理命令を出しています。
帝国データバンクによると、この「FUNAIGROUP」について東京の出版会社「秀和システム」が8日付で民事再生法の適用を東京地裁に申請したということです。
秀和システムの社長は、去年9月まで船井電機の社長を務めた上田智一氏で、グループ全体では債務超過にならないなどと主張しています。