NEXCO西日本に所属する「渋滞予測士」によると、10キロ以上の渋滞は、今年は去年の2.5倍と予想されている。渋滞に巻きこまれた時の過ごし方について、車雑誌の「ベストカーウェブ」の編集者に聞いた。
■どこで渋滞が起こるのか…関西では6カ所
新型コロナ5類移行後、初のお盆期間ということで10キロ以上の渋滞は去年の2.5倍発生する予測。
NEXCO西日本管内の9日から16日までの渋滞回数は、下り線では11日から13日、上り線では、11日から15日に多く発生すると予測されていて、この期間を避けて利用することが呼びかけられている。
祝日のあす8月11日、旅先や故郷に向かう方も多いかと思われるので、どこが渋滞するのか見ておきたい。
11日関西でピーク時の渋滞が20キロ以上と予測されているのは6カ所ある。 特に、第二神明道路の名谷ICから阪神高速の尼崎西ICまでの下りで33キロの渋滞、午前10時ごろがピークと予測されている。
日程や時間帯をズラしたり、思い切って手前のインターチェンジで下りることも検討してみてほしい。
さらに、渋滞予測士の方がオススメした渋滞を回避する方法がこちら。 NEXCO西日本 の「iHighway」というリアルタイム交通情報だが、家を出る前にパソコンやスマホで検索してリアルタイムの渋滞状況を確認し、渋滞を回避するのも1つの手段だ。
■渋滞の防止へ…「車間距離」の理想は40メートル
もし渋滞にハマってしまったら、どうすればいいのか?車の専門家にマル秘テクニックを車雑誌の「ベストカーウェブ」の編集者に聞いた。
車間距離は40メートルが理想! ブレーキ回数が減るため渋滞の解消にもなるので、みんなが車間距離を取った方がいいそうだ。
【関西テレビ・神崎博デスク】
「目安とすれば、あの真ん中にある白いレーンマークかと。マークと空白部分を合わせると大体 20メートル。だから、それを2セット分、白空白・白空白ぐらい開けとくと40メートルになる感じです。そのくらい開けておくと余裕ができるので、渋滞にならないで済むかなという風に言われていますね」
そして、渋滞になるとトイレが近くなるのは大問題ですから… 利尿作用があるとされるカフェインを含んだ飲み物は控えた方がいいということ。カフェインが入っていない麦茶はミネラルが入っているので熱中症対策にもなるそうだ。
■もし渋滞にハマったら…「ベストカー」編集者オススメの過ごし方は
さらに、渋滞に巻き込まれるとイライラしてしまいますが、ストレス解消には「肩体操」と「ツボの刺激」がいいそうだ。
【肩体操を実演】
1.背筋を伸ばす
2.息を吸いながら、両肩を耳にくっつけるようなイメージでゆっくり上げる
3.両肩を上げきったら、息を吐きながら両肩をストンと下ろす
次に、ツボの刺激は…
【ツボ刺激を実演】
・手の甲にあるツボ
・息を吐きながら 5 秒かけて押して、3 秒止めて息を吸いながら離す
運転しているとずっとハンドルを握りっぱなしなので、手が疲れてくる。 ぜひ安全が確保されるタイミングで、試してみてほしい。
渋滞を避けながら、巻き込まれた場合はこうした体操なども取り入れて、上手く対応していきたい。
(関西テレビ「newsランナー」8月10日放送)