和歌山県に、“ある願い”をかなえてくれるという木があります。
和歌山県古座川町の光泉寺にある、樹齢400年を超える大きなイチョウの木。高さはおよそ30メートルもあります。
太い枝からいくつもの「コブ」が垂れ下がっている様子は、まるで鍾乳洞のよう。この乳房のようなコブに触ると、子宝に恵まれるというご利益があるとされ、「子授けイチョウ」と呼ばれています。
今年は地元の人たちがライトアップを始めたため、例年とは違った美しさで、訪れる人を楽しませています。
夜の山里に浮かび上がる「子授けイチョウ」。たくさんの願いとともに、輝き続けます。
(関西テレビ「報道ランナー」2022年12月1日放送)