コロナに負けない!くらしのヒント!まだまだ感染への警戒が続く中、暮らしの中で実践できるちょっとした工夫をお伝えします。
今回のテーマは、栄養についてです。自粛生活が続いて、「コロナ太り」を気にする人も多いかと思います。日々の食事で気を付けるべきポイントを専門家に聞きました。
コロナの影響で、家で食事する機会が増えた一方で、自炊で栄養は足りているのか?カロリーオーバーになっていないか?気になりませんか。こうした悩み、どう解決できるのか、管理栄養士の鈴木さんに聞きました。
【薄田ジュリアキャスター】
「太るからって一食抜いたりされる方もいると思うんですけど」
【一般社団法人日本スポーツ栄養協会理事長 鈴木志保子さん】
「エネルギーとか栄養素の不足になるから、欠けてきた時にはどこかに支障をきたす。バランス良く食べるしかないです」
では、バランス良く食べるために、私たちがすべきことは?
【薄田ジュリアキャスター】
「食材選びとかも難しいと思うんですけど、選ぶポイントなどありますか?」
【一般社団法人日本スポーツ栄養協会理事長 鈴木志保子さん】
「スーパーのカゴの中に入った自分が買おうとしている物を見ていただいて、白っぽかったり茶色っぽかったりしたら、栄養素が偏る。すっごい色の濃い野菜を買う。ほうれん草とかニンジンとか小松菜とか、ブロッコリーとかパプリカ、この5種類の中から3種類ぐらい入ってて、1日1食にどれか1つは使う」
スーパーで色の濃い野菜を3種類、買うことを心がけましょう。
一日の食事では、色の濃い野菜3種類のほか、キャベツやレタスなど色の薄い野菜も5種類、合計、8種類の野菜を食べることが理想です。
さらに、外出の機会が減ると、ある栄養素が不足するそう。それが、ビタミンD、カルシウムの吸収を手助けする栄養素です。日光を浴びることで「ビタミンD」が体内に作られるのですが、外に出かける機会が減ることで、どうしても不足してしまうそうです。
【一般社団法人日本スポーツ栄養協会理事長 鈴木志保子さん】
「カーテン越しでもいいから日に当たることを考えてもらいたい。皮膚からビタミンDを作るということにも貢献する。足ぐらいは日光にあててあげてほしい」
そして最後に…お持ち帰りや、デリバリーの食事をするときにも、工夫すべきことがあるそうで…
【一般社団法人日本スポーツ栄養協会理事長 鈴木志保子さん】
「思ってたよりもバランス良くないなって思った時に例えば汁物だけ自分で作ろうかなとか」
野菜スープなど1品添えて全体のバランスを調整しましょう。
【一般社団法人日本スポーツ栄養協会理事長 鈴木志保子さん】
「自分の持ってる免疫機能を 最大限に維持していくって考えた時には、とどのつまりはバランス良く食べるしかない」