今年7月から全ての小売店に義務付けられるレジ袋の有料化。
それに先駆けて大手スーパーやドラッグストアなど多くのお店で来月からレジ袋が有料に!
【女性】
「5円払ってまで地球に悪いことしてしまうっていう、地球に対しての罪悪感が」
地球環境保護のため、脱プラスチックが叫ばれる中、イマドキのエコグッズはかゆい所に手が届く進化を遂げているんです。
まずは…
【女性】
「エコバッグは持っています。1個あったら便利かなと思って(鞄に)入れています。」
「どの鞄にも1個入れています。ひとつは必ず。10個ぐらいあると思う。」
もはやみんな持っているエコバッグ!売り場をのぞいて見ると…
【梅田ロフト 家庭用品売り場 奥村寿味チーフ】
「こちらがエコバッグのコーナーになっております。」
【薄田キャスター】
「広いですね。これ全部エコバッグですか?」
【奥村寿味チーフ】
「約200種類ほど展開しております。」
【薄田キャスター】
「エコバッグだけで200種類?」
便利に!おしゃれに! 進化を続けるエコバッグ
こちらは店員さんおすすめのエコバッグ。実はすごい機能があるんです。
【薄田キャスター】
「端をもってシュパッと!簡単!エコバッグってたたむの大変なんですよね。」
【奥村寿味チーフ】
「はい、めんどくさかったんですけども、これはもうシュパッと。」
さらに男性向けのエコバッグも…
【奥村寿味チーフ】
「無地なので男性も恥ずかしがらず使えると思います。」
【薄田キャスター】
「男性って多分恥ずかしいんですよね、エコバッグ使うの。」
そして今静かな大ブームを巻き起こしているというアイテムが、こちら。
あらかじめカゴにセットすることができるので、袋に移し替える手間がありません。
さらに…
【奥村寿味チーフ】
「背負うことができます。」
【薄田キャスター】
「楽ちん!かもおしゃれですよね、見た目が。」
【奥村寿味チーフ】
「一番は主婦の方ですね、すごく人気の高い商品になっています。」
【薄田キャスター】
「エコバッグってここまで進化したんですね、機能的にもデザイン的にも。」
4年前の発売以来、なんとシリーズ累計18万個も売れているそうです。
開発した会社を訪ねてみると…
【薄田キャスター】
「すっごくおしゃれな職場ですね。女性が結構たくさんいらっしゃって。」
こちらがレジかごリュックの生みの親、岬直子さんです。
【フェリシモ 生活雑貨事業部 岬直子上席係長】
「2人の子供を会社の帰りに保育園に迎えに行って、自転車で行くんですけど前に1人、後ろに1人乗せて、子供の荷物もある、スーパーで買った食材もある、っていう中でどこに乗せよう?ってなった時に背中が空いてる!ってなって、背中に背負いたいと思ったんです。」
実体験から生まれた商品だからこそ、同じように悩む主婦の心をつかむことができたんですね。
【薄田キャスター】
「ここで新しい商品の企画会議が行われるそうです。私も参加させてもらいます。」
この日の議題は夏ごろに発売する予定のエコバッグについて。
この会社で商品の企画に携わるのは約100人。その内の9割が女性です。
【薄田キャスター】
「女子会みたいな楽しい会議ですね。ここからママさんたちの悩みが解決される商品が生まれているんですよね。」
私も悩みをひとつぶつけてみました。
【薄田キャスター】
「エコバッグってよく忘れちゃうんです、持っていくの。なのでちょっと可愛いハート型とかになると、カギにキーホルダーとして付けられるかなと」
【会議に参加していた女性社員】
「カバンを変えると忘れちゃう。放り込んだままになってるから。何かしらカギとか、持ち歩くものに付くとすごくいいと思います」
進化しているのはエコバッグだけではありません!続いては…
【女性】
「これです。ちっちゃいやつ。」
そう、水筒!ペットボトルなどを減らせて、とってもエコですよね。
いま小さいものが大人気。
【女性】
「大きいのは重いから持たない。行きと帰りの電車の中で(水筒で)飲む。」」
【女性】
「マグカップを置くような感覚で。これだと飲むとき以外はフタしておけるので。職場の方の…つばとかとんでくるのが性格的に嫌なので…」
そんな中、大ヒットしているのが…
【薄田キャスター】
「え!?え!?こんなミニサイズがあるんですか?」
小さな水筒が大きなニーズを発掘!?
超ミニサイズの水筒「ポケトル」。容量はコーヒーカップとほぼ同じ、わずか120ml。
発売から1年ほどですが、なんと100万個以上売れているんです!
一体なぜ、こんなに小さな水筒を作ったのか?
開発者を直撃すると…
【デザインワークスエンシェント 小林裕介社長】
「こんにちは」
意外にも開発したのは、身長180cmの元ラガーマン!!
水筒が余計に小さく見えちゃいますね。
【デザインワークスエンシェント 小林裕介社長】
「OLさんをターゲットにして、できるだけ多く持ち歩くという発想よりは、必要な分だけ持ち歩いて継ぎ足すっていう。オロナミンCの120mlっていうのが自分の中で一気に飲み切れる量だったので思い切って120mlに挑戦しようかなと」
確かに、会社などでは給湯室やウォーターサーバーなどで飲み物を注ぎ足すことができます。そこで、水筒は“1日かけて飲む”から“移動する間に飲む”に発想を転換!持ち運びやすさを追求したのです。
実はこの小ささを求めていたのは、働く女性だけではありませんでした。
【デザインワークスエンシェント 小林裕介社長】
「シニア層がぐいぐい売り上げを伸ばしてくれはったというのは聞いています。出先でお薬を飲む時にちょっと流し込むお水だったり、お茶が欲しいと思ってはる人がすごくいたらしくて」
超ミニサイズにしたことが予想外のニーズを掘り起こし、大ヒットにつながっていたんですね。
続いてはこれからヒットしそうなこちら。一見ちょっと太めのストローですが…
【アルデナイデ 佐々木顕社長】
「実は…中を開けて洗うことができて、またこういう風に閉じて使える。」
エコなだけじゃない 使いやすさもUP!
シリコンでできたこのストロー、その名も「SUTENAI」。
こちらは切れ目から開くようになっているので、洗いやすくて何度でも清潔に使えるんです。
しかも柔らかいのでどこでも曲げられます!
【薄田キャスター】
「曲げた時に開いちゃうんじゃないかと思っちゃうんですけど、しっかり留まってるんですよね。」
【アルデナイデ 佐々木顕社長】
「漏れないようきちんと嚙み合わせが密着してる」
今年中に100万個の販売が目標。関西では雑貨店やドラッグストアなどに、まもなくお目見えするということです。
もはやエコなのは当たり前。さらなる進化が止まりません!