大阪と名古屋を結ぶ近鉄の新しい特急・「ひのとり」の試乗会が開かれました。
最大の魅力は価格や速さではなく”くつろぎ”です。
3月から運行が始まる近鉄の新型特急「ひのとり」。大阪と名古屋を約2時間で結ぶ新しい特急列車です。
【記者リポート】
「こちら普通車なのですが、このように後ろを気にせず座席を倒すことができます。」
コンセプトは「くつろぎのアップグレード」。レギュラー車両でも新幹線のグリーン車と同じ広さがあるんです。
先頭車両と最後尾にある「プレミアム車両」は座席が本革でできていて、
前後の幅は130cmと日本最大級の広さでゆったりとした時間を過ごせます。
くつろぎのこだわりは座席だけではありません。
挽き立てのホットコーヒーを飲めるカフェスペースや…
大きな荷物も入れられる無料コインロッカーと、隅々まで気配りが行き届いています。
【深井滋雄 技術管理部長】
「平日はビジネスで使う方が多くいて休日は観光の方が非常に多くいらっしゃいましてそのどちらにもゆったりくつろいでお過ごしいただく空間を提供する」
料金はレギュラー車両が4540円、プレミアム車両が5240円で、3月14日から大阪難波駅と近鉄名古屋駅の間を1日6往復する予定です。