関西3府県は、緊急事態宣言の「2月末での解除」を国に要請する方向で調整に入りました。
23日3者協議を開き、その後、国に要請をする見通しです。
22日午後、兵庫県が開いた新型コロナ対策本部会議。
3月7日までの緊急事態宣言を前倒しで解除するように国に要請するかどうかが話し合われました。
兵庫県は独自に設けた解除を要請する基準を7日連続で達成する見込みであることなどから、「2月末での解除」を国に要請する方針を決定しました。
【兵庫県・井戸敏三知事】
「新規陽性者数や病床使用率、入院調整者数など医療提供体制の状況等を踏まえ、京都府及び大阪府と連携し、政府に対して3月1日以降の緊急事態の解除を要請することにした」
街の人は…。
【兵庫県民】
「飲食店でアルバイトをしてるんですけど、アルバイトの数も少なくなっているので、金銭面的には(解除の方が)ありがたいかなと思います」
【兵庫県民】
「嬉しいんですけど、まだまだ感染がおさまるのかすごく心配なので、いいのかなという気持ちが大きいですね」
【兵庫県民】
「(税理士の)仕事をしてる立場からすると、ある程度解除の方向で、解除した状態で、いかにうまくバランスを取って動かしていただくか考ええていただく方向でいい気はしてますけどね」
22日午後5時から対策本部会議を開いた京都府。
解除を要請する基準を16日連続で達成していることなどから、大阪府や兵庫県と足並みを揃えて、国に解除を求める方針を決定しました。
【京都府・西脇隆俊知事】
「国に対して、緊急事態宣言の次のステージに移行することについて、大阪府・兵庫県知事と連携して求めてまいりたい。明日の13時から3府県知事の協議をする。14時から西村大臣との会議を、と言うことで」
関西3府県の知事は23日に3者協議を開き、その後、国に解除を要請する方針です。