大阪府堺市は、新型コロナウイルスのワクチン接種について、医療機関に小分けして配送できる容器を独自に開発しました。
堺市は、ワクチン接種のスケジュールについて、高齢者などは2か月以内に、それ以外については6か月以内の接種の完了を目指すと明らかにしました。
堺市ではかかりつけ医での個別接種を6割、集団接種4割を目標に行う予定で、コールセンターやLINEを使って予約できるようにするということです。
また堺市は小規模な医療機関が多いことから、効率よくワクチンを接種できるように小分けして配送できる容器「堺ボックス」を、大阪市の企業と共同で開発しました。
ボックスには、1箱に25本125回分のワクチンを収納できるということです。
【永藤市長】
「堺市が共同で開発した仕組みを使って、今回のワクチン接種が全国で円滑に進んだら幸いです」