兵庫県の井戸知事は、緊急事態宣言の解除を求める基準について、新たな条件を加える考えを示しました。
兵庫県は3日、対策本部会議を開き、新型コロナ患者の入院病床を追加で83床確保したことや、自宅待機中の患者の健康チェックのため看護系大学の教員による家庭訪問を2月9日から開始することなどを報告しました。
緊急事態宣言の解除を求める基準について、井戸知事はこれまでに「新規感染者が1週間平均で10万人あたり10人以下」とする考えを示してきましたが、今回さらに「重症病床の使用率が1週間連続で50%未満」という条件を加える考えを示しました。
井戸知事はこの基準についてさらに検討するとした上で、「解除を求める状況になれば、大阪府・京都府と十分協議して同一歩調をとる」と話しました。