今月7日が期限となっている緊急事態宣言について、大阪府の吉村知事は「延長は仕方ない」と話しました。
関西の3府県も対象になっている緊急事態宣言は今月7日が期限となっていますが、政府は、2月2日にも一部地域を除いて延長を決定する意向です。
大阪府は、1月31日の時点で重症者数が185人で、病床運用率も83%と高く、コロナ対応病床がひっ迫している状況が続いていて、感染者数についても、依然300人を超える日がほとんどです。
吉村知事は緊急事態宣言の延長はやむを得ないとの考えを明らかにしました。
【吉村洋文知事】
「現時点までの数字で判断するのであれば、延長は仕方ないと思います。ただ、1か月間の延長ありきは少し違うのかなと思ってます。緊急事態宣言の効果は出ているので」
吉村知事は、きょう兵庫県の井戸知事、京都府の西脇知事とも協議したうえで対策本部会議を開いて、政府に府の考えを伝える方針です。