新型コロナウイルスのワクチン接種に備えて、関西エアポートが各社と連携して、輸送体制を整えています。
【記者リポート】
「空港にあるものとしては国内最大の医薬品庫がある関西空港では、ワクチンの受け入れ準備が進められています」
関西空港などを運営する関西エアポートは、「ワクチン輸送タスクフォース」として、航空会社や製薬会社などと協議を続けています。
通常は貨物の到着から搬出まで1日から2日ほど掛かりますが、新型コロナウイルスのワクチンについては、1時間以内に行うと決めました。
また、関西空港には、広さ750平方メートルで、温度を一定に保つことができる医薬品専用の倉庫があり、その活用も想定しています。
【関西エアポート貨物事業グループ 新宮早人さん】
「ワクチンそれぞれによって輸送温度が異なってくるという情報が入ってますが、その温度を保ちつつ確実に迅速に輸送するのが難しい」