殺人事件の闇を追う学園ミステリー

 

エリートばかりが通う偏差値78の名門高校「清爛学園」。
この学校では、屋上や近くの公園で左腕が切断された遺体が見つかるという不可解な殺人事件が起こる。

そしてその事件と犯人と疑われていたのが天才女子高生・茜（乃木坂46・五百城茉央）。

遺体を切断したナイフの販売店の防犯カメラに茜が映っていたことや、殺害された元クラスメイト・篠崎（吉名莉瑠）と茜は、お互いを挑発するような関係にあったことから、警察やクラスメイトたちには「茜が自分のことを嗅ぎまわるのが邪魔になったから殺したのでは？」と疑いを持たれていた。

しかし、事件の犯人として自首したのは清爛学園に出入りする電気屋勤務の男・黒川（flumpool・山村隆太）。事件現場にいた彼の姿を目撃してから、茜は彼になぜか興味を惹かれ、彼の店に出入り。彼から「罪を犯すこと」の魅力を教えてもらってから、学校内で次々とクラスメイトを巻き込む事件を起こしていった。

そんな黒川があっけなく自首したことに虚無感に襲われる茜。そのタイミングで、クラスメイトの江藤（樋口幸平）からクイズ研究部の交流試合への参加をお願いされる。

 

茜を犯人と疑う江藤が…

 

偶然にもその試合会場が黒川の地元であったことから、茜はこっそり会場を抜け出し、黒川にゆかりのある古い喫茶店へ。

そんな茜を追いかけてきた江藤。江藤は茜に「お前が犯人なんだろ？」と問いただす。

江藤は、学校の石像を破壊したことや、校内テストの解答データをクラスメイトにばら撒いたことなど、学校に起きた事件の数々の犯人が茜かもしれないと疑っていた。 

さらに、以前、茜が教師のパソコンのパスワードを開け、メールをこっそりチェックするという場面を見た江藤は「正直ちょっと怖かった、もう一線超えちゃった感というか…」と明かす。するとそんな江藤に、茜はいつもの狂気じみた笑顔で「あれで？」と微笑みながら言う。

これには視聴者の皆さんもゾクっとしたことでしょう…。

この後も、これまで学校で起きた事件の推理と、茜の思惑を探り続ける江藤だが、それは全て茜に論破されてしまう。

しかしここから状況は一変。「（茜のことが）わかんねぇよ！いつも何考えてるのか…。」とムシャクシャする江藤。

「わかんないっていわれても～。」と、はぐらかす茜に「わかんなかったらこっちから伝えるしかないじゃん。好きなんだよ！俺、仲野のこと、好きかもしれない。」と告白する江藤。

これには茜も「え？」とこの表情。

この表情になったのは茜だけではない、ドラマを見ていた皆さんもきっと茜と同じ心情になったはず。
さっきまで、犯人と推理し、怖がっていた茜に対して、急な告白！？

この後、この告白は丁重にお断りされてしまいますが、学校の中でもエリートキャラの江藤が起こした急展開。常に不気味で緊張感が走るこのドラマに、少し気が抜ける一幕でした。

■『MADDER（マダー）その事件、ワタシが犯人です』

【番組HP】https://www.ktv.jp/madder/

【FOD】https://fod.fujitv.co.jp/title/00vi?waad=UmYWHK0F