神戸市内で新型コロナウイルスの集団感染が起きていた病院で新たな感染が判明し、入院患者と医療従事者合わせて55人のクラスターとなったことが分かりました。
神戸市によると、これまで16人のクラスターが判明していた市内の民間病院で、約90人に対しPCR検査や抗原検査を行いました。
その結果、新たに39人の感染が判明し、感染者数は合計で入院患者45人、医療従事者10人になったということです。
この病院は新型コロナの患者の受け入れはしておらず、ウイルスが入った経路は分かっていませんが、感染は2つの病棟にまたがって広がっていました。
神戸市は「患者への風評被害を防止するため」として、この病院の名前や所在する区について公表していません。
神戸市では26日、新たに63人の感染が確認されました。
来月8日までに新型コロナ病床を47床追加する方針ですが、26日午後5時現在の神戸市内の病床使用率は、95.0%に達しています。