兵庫県は、新たに80人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。
1日に確認された感染者数が100人を下回るのは、1月3日以来です。
また、兵庫県内では、9人の死亡が確認されています。
尼崎市によると、市内の80代女性は1月10日に感染が判明し、入所していた施設で2週間入院を待っている間に症状が悪化し、24日に死亡が確認されました。
女性が重症化したため、尼崎市が派遣した医師の判断で死亡する2日前から酸素吸入を行っていたということです。
姫路市では、市内の高校で生徒5人の感染が確認されました。
全員同じ部活をしていて、姫路市は部活動の中で感染が広がったとみて、クラスターが発生したと認定しました。
兵庫県では、25日午前0時時点の病床使用率(確保病床)が74.6%、このうち重症病床は49.1%となっています。
すぐに使用できる病床の実質的な使用率は80.6%、重症病床では57.0%で、依然として厳しい状況が続いています。