奈良県が、新型コロナウイルス感染者の名前・住所・接触者情報などを、県のホームページに誤って掲載していたことがわかりました。
奈良県によると、誤って掲載されたのは、感染者1人の名前・性別・住所・勤務先、接触者として7人・2企業の情報で、県のホームページに14日午後4時40分から約5分間にわたって掲載されました。
報道発表資料をホームページに掲載しようとした際に、感染者に関する資料と取り違えたということです。
資料の掲載にあたっては、担当者と別の人がチェックする手順となっていましたが、“時間短縮”を理由に担当者ひとりで作業とチェックをしていたため、ミスに気が付かなかったということです。
この資料には151回アクセスがありましたが、奈良県は今のところ個人情報の漏洩や被害は確認されていないとしています。
奈良県では、去年12月にも、ホテルで宿泊療養をしていた71人の名前や性別などを誤って第三者に送信するミスが起きていました。
奈良県は,
作業手順を徹底するなどして再発防止に務めたいとしています。