新型コロナウイルスの感染拡大を受け、大阪府は12日、府内の飲食店に午後8時までの時短営業を要請することを決めました。
大阪府では12日、新たに374人の感染が確認されるなど、感染が急拡大していて、政府は13日にも緊急事態宣言の対象地域に大阪府・兵庫県・京都府を加える方向で調整しています。
こうした事態を受け大阪府は対策本部会議を開き、14日から来月7日まで、府内全域の飲食店やカラオケ店などに対し、営業時間を午後8時までに、酒類の提供は午後7時までに短縮するよう要請することを決めました。
要請に応じた事業者には、1店舗当たり1日6万円の協力金が支払われます。
また、府民に対しても不要不急の外出や移動の自粛を要請します。
一方、ゲームセンターやパチンコ店などの遊興施設や劇場、映画館、1000平方メートルを超える店舗などについては、午後8時までの時短営業の協力を依頼し、協力金は支給しません。
イベントの開催については、人数の上限を5000人までとした上で、屋内の場合は収容率を50%とすることなども決まりました。
一方、学校活動については、近距離での合唱など感染リスクの高い学習活動は行わないとした上で、分散登校や短縮授業は行わず、通常通り1教室40人での授業が行われます。
<参考>
緊急事態措置コールセンター
06-4397-3268
平日午前9時~午後6時まで