大阪府の吉村知事は7日、大阪府への緊急事態宣言の発令について「要請すべき」との考えを示し、以下のように述べました。
【吉村知事】
「今日の陽性者は、また過去最多になる。大阪として緊急事態宣言の発令を”要請すべき”ではないかというのが僕の考え方です。東京・首都圏の感染状況を見ると、大阪でもこれが起きる可能性が高いと判断するのが重要な視点だろうと思っています。京都の西脇知事と兵庫の井戸知事には、すでに電話をしました。そして僕の考え方ということでお伝えしました。兵庫、京都も明日、対策本部会議を開催されるということなので、そこで判断されると」
緊急事態宣言については1月5日、関西広域連合の会合で各府県の知事らが協議し、大阪府・兵庫県・京都府において感染者が急増した場合、この3府県から宣言の発令を国に要請する方針を決めています。
大阪府では8日に対策本部会議が開かれ、正式に方針が決定される見込みです。