大阪府の吉村知事は7日午後、緊急事態宣言について「要請すべき」と述べました。
新型コロナウイルスに関して、大阪府では6日に、初めて500人を超える560人の感染者を確認、7日には過去最多を更新する見込みです。
こうした状況を受け、吉村市長は「感染拡大の明らかな兆しが見えているので先手を打つべき」だとして、「大阪として緊急事態宣言の要請をすべきだと考えている」と話しました。
吉村知事はこれまで、緊急事態宣言の大阪府への発令には前向きではありませんでしたが、ここ数日の状況を深刻に受けとめ、新たな方針を打ち出した形になりました。
緊急事態宣言については1月5日、関西広域連合の会合で各府県の知事らが協議し、大阪府・兵庫県・京都府において感染者が急増した場合、この3府県から宣言の発令を国に要請する方針を決めています。