兵庫県で12日、新型コロナウイルス感染が新たに判明したのは、38人でした。
また、県内で5人が死亡しています。
兵庫県が示す案では、「直近1週間平均の1日の新規陽性者数が78.1人以下」「重症病床使用率が50%未満」の両方を7日連続で満たすことを、緊急事態宣言解除の条件としています。
兵庫県の週平均の新規陽性者数はさらに低下して「61.1人」となり3日連続で基準を下回りましたが、重症病床使用率は重症患者が1人増えたため「58.6%」となり基準を上回っています。
すぐに使用できる病床(運用病床)で試算した実質的な病床使用率は、「全ての病床」と「中等症・軽症病床」で6割を切りました。
第3波が本格化した去年12月以降で初めてです。
また、赤穂市の市立学校では12日までに児童または生徒が2人、職員3人の感染が判明し、兵庫県は新たなクラスターが発生したと明らかにしました。
赤穂市教委は、学校名や小・中学校の種別を明らかにしておらず、この学校を14日まで臨時休校としています。
●病床使用率(確保病床)
病床全体…55.3%
重症病床…58.6%
●実質的な病床使用率(運用病床)
病床全体…59.5%
重症病床…68.0%
●入院等調整中の患者数…208人(前日比35人減・宿泊療養の調整を含む)
●直近1週間平均の陽性率…4.0%
※いずれも12日午前0時現在