「ザ・ドキュメント 夢への扉『課題研究』~先生を越えて進め~」が日本民間放送連盟賞 番組部門 テレビ教養番組で優秀賞受賞

2017年9月21日(木)

9月21日、平成29年日本民間放送連盟賞の審査結果が発表され、関西テレビ制作のドキュメンタリー番組「ザ・ドキュメント 夢への扉『課題研究』 ~先生を越えて進め~」が番組部門 テレビ教養番組で優秀賞を受賞しました。表彰は11月7日(火)の民間放送全国大会式典で行われます。

受賞作品詳細

タイトル
放送日時
2017年3月28日(火)深夜0時35分~1時30分
番組内容
大阪府立松原学校では、3年生になると全員が「課題研究」に取り組み、卒業前に発表します。暴力等の問題で父親が2回変わった加桜さんは、その生い立ちを中川先生に語り救われたと感じました。加桜さんは児童虐待問題をテーマに選び、教師になって誰かを救いたいと思うようになりました。人権集会などで発表してきた美由里さんには同級生をいじめてしまった過去がありました。その過去を後輩たちに伝えるべきか思い悩みます。 自分と向き合う生徒達と、共に悩み考える先生の姿を見つめます。

【プロデューサー】
兼井 孝之(関西テレビ)

【ディレクター】
宮田 輝美(関西テレビ)

【撮影】
平田 周次(ウエストワン)

【編集】
片野 正徳(関西テレビ)
【受賞理由】
人権教育が進んだ大阪府立松原高校の取り組みを通じて、児童虐待やいじめ、貧困などの教育問題を取り上げた。大人でも真正面から向き合うことが難しいこれらの問題を、生徒たちは自らテーマを設定する「課題研究」を通じて顧みることとなる。 教育の在り方を考えさせる様々なテーマを提示している。生徒たちが自らの傷をもさらけ出すような取り組みにもがく中、情熱的な青年教師が一緒に悩みつつ、弱さと向き合い、それを受け入れる姿は胸を打つものがある。