当社制作番組 ザ・ドキュメント 「軍神」が、文化庁芸術祭賞 テレビ・ドキュメンタリー部門 優秀賞受賞

2015年12月25日(金)

当社報道局が制作し、11月26日(木)深夜2時25分~3時35分に放送しました ザ・ドキュメント「軍神」が、平成27年度(第70回)文化庁芸術祭賞のテレビ・ドキュメンタリー部門の優秀賞を受賞しました。
この番組は壮烈な戦死を遂げて神格化された軍人(いわゆる「軍神」)、の周囲にいた人たちに焦点を合わせて、戦後70年のことし、先の大戦を改めて問いかけたものです。

受賞作品詳細

タイトル
放送日時
2015年11月26日(木)深夜2時25分~3時35分
内容
番組では「爆弾三勇士」、「九軍神」、そして沖縄県初の軍神「大舛中隊長」を取り上げ、なぜ当時の国民が先の大戦を受けいれたのか、軍神はなぜ登場し消えていったのかを「軍神」の周囲にいた人たちを通して考えます。
スタッフ
【ディレクター】
柴谷真理子(関西テレビ)

【プロデューサー】
兼井孝之(関西テレビ)

【語り】
大橋雄介(関西テレビ)

【朗読】
豊田康雄(関西テレビ)・杉山一雄(社友・大学講師)

【撮影】
田中秀尚(関西テレビ)

【編集】
芳本武(遊写)

【撮影助手】
薮口佑介(エキスプレス)

【MA】
山岡正明(東通インフィニティ)

【リサーチャー】
向平由子(ドキュメンタリー工房)

【効果】
中嶋泰成(テレコープ)

【題字】
櫻井洸太(タイトルエイト)
受賞理由
第一次上海事変の爆弾三勇士、真珠湾攻撃の特殊潜航艇乗組員九人、ガダルカナル島の大舛中隊長。彼らは戦死して「軍神」となり、新聞社公募で歌が作られ、記念館や像が建てられた。 番組は美談の真実を明らかにし、いかにして戦意高揚に利用されたかに迫る。丁寧な取材で当時の国民の反応を描いて戦争の現実に迫った秀作。