2022年4月8日(金)深夜1:25~2:25
学校の不正解~「当たり前」からの卒業~
内容
「学校の正解」から1年半…
固定担任制をやめる。学校行事などを生徒主導で決めていく 。
昨年度、休校明けの学校で「改革」に踏み切った池田市立北豊島中学校。
体育祭までの半年間を「学校の正解」(2020年9月放送)で見つめた。
コロナによる制約の中、「生徒主導の体育祭」に戸惑っていた生徒会が、やがて自立と自律への一歩を掴む。
昨年度、休校明けの学校で「改革」に踏み切った池田市立北豊島中学校。
体育祭までの半年間を「学校の正解」(2020年9月放送)で見つめた。
コロナによる制約の中、「生徒主導の体育祭」に戸惑っていた生徒会が、やがて自立と自律への一歩を掴む。
コロナ禍の臨時休校で始まった2年目の秋…
教師達の感染で、二学期は5日遅れの始業式となった。生徒達はコロナがなかった時代を懐かしみ、時間の大切さに気付く。
「誰も取り残さない」体育祭
前年度と同じ合言葉で生徒会が準備を進める。
生徒自身が種目やルールを決めるのも、コロナで制約が多いのも前年と同じだった。
しかし今年の生徒会は前年とは違った。
教師達も生徒達との距離を測りかねていた。
生徒の意向を確認しながらフォローに追われる教師達。
生徒からは「楽しそうじゃない」と言われる。
生徒自身が種目やルールを決めるのも、コロナで制約が多いのも前年と同じだった。
しかし今年の生徒会は前年とは違った。
教師達も生徒達との距離を測りかねていた。
生徒の意向を確認しながらフォローに追われる教師達。
生徒からは「楽しそうじゃない」と言われる。
「誰も取り残さない」修学旅行…
一方、修学旅行も委員会の生徒達が準備していた。コロナによる変更が重なり活動は8カ月に及んだ。当初は悩んでいた委員達も、気付けば「大人」として動いていた。
ただ、「誰も取り残さない」を合言葉にした委員達は周囲を優先するあまり、自ら楽しむことができなくなっていた。
12月の修学旅行。友人からの感謝の言葉に委員の顔がほころぶ。
「誰も取り残さない…」言葉は重たかった。
12月の修学旅行。友人からの感謝の言葉に委員の顔がほころぶ。
「誰も取り残さない…」言葉は重たかった。
「当たり前」からの卒業
「自立」と「自律」を目指した2年間。教師達は何を思い、生徒達は何を掴んだのか?
卒業までの日々を見つめた。
卒業までの日々を見つめた。
ナレーション
桐谷 健太
「学校の不正解」ナレーション収録を終えて
番組への感想と視聴者へのメッセージ
コロナでいろんなものが変化して、これが正解とか不正解とかは言えないですよね。どの角度から見るのか。上から見るのか横から見るのかで見え方も全然違う。
ネガティブかポジティブかも生き方次第。
晴れているから気分いい、雨が降ったからものすごく気分悪いって周りに振り回されるよりも、どんな状況でも自分が好きな自分でいられるっていうのが大事じゃないかな。
決めるのは自分だから。みんな違っていいと思うし、正解かどうかは人が決めることじゃない。自分が人生の中で正解にしていけばいいと思います。
色んな人がいて世界は成り立っているから。
ネガティブかポジティブかも生き方次第。
晴れているから気分いい、雨が降ったからものすごく気分悪いって周りに振り回されるよりも、どんな状況でも自分が好きな自分でいられるっていうのが大事じゃないかな。
決めるのは自分だから。みんな違っていいと思うし、正解かどうかは人が決めることじゃない。自分が人生の中で正解にしていけばいいと思います。
色んな人がいて世界は成り立っているから。
全員担任制という制度や好きな者同士でグループを組めることについては?
自分の好きな先生と面談をやれる全員担任制っていうのはすごくいいと思いますが、ちょっとした摩擦が自分を成長させてくれることもあると思うんですよね。好きな人とグループを組んで修学旅行に行くのも楽しいですけど、好きじゃない人の意外な一面を見てその人の良さに気づく『心の筋トレ』みたいなこともある。
でも新たなことをやることで考えるきっかけにはなりますよね。
でも新たなことをやることで考えるきっかけにはなりますよね。
スタッフ
- ディレクター
- :宮田輝美
- カメラマン
- :小松和平
- 編集
- :井住卓治
- プロデューサー
- :萩原 守